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いち ページ2

A「………ふぁ〜…」

6時を知らせるアラームが鳴り響く音で目が覚めた
まだ眠たい目を擦りながら抱き枕を定位置に起き部屋を出る

おはよと小さい声で挨拶するが誰も居ないので返事はかえって来ない
ささっと顔を洗い歯を磨き髪の毛をストレートにする

適当にお弁当を作り軽く朝食を済ませる

部屋へ戻り制服に着替え手首に愛用している柑橘系の香水を軽く付ける最後に丸い伊達メガネをかけ姿鏡で最終チェックをし行ってきますと小さい声で言い家を出る

軽く太陽になれるためぼーっとしてると隣の家の扉が開いた音が来たそちらに目を向けると

A「あ、大寿君おはよ〜」

大寿「…ん、はよ」

隣に住んでいる柴大寿という少年Aの1つ上で何かと世話を焼いてくれる

彼は2年前とは違い身長が195cm程まで伸びてタトゥーまで入れている

A「今日良い天気だね」

大寿「…だな、行くぞ」

うんと笑顔で応えればムスッとしてる顔がほんの少しだけ柔らかくなる
学校は違えど最後までAを毎日送ってくれる
前に申し訳なくて断った時があったが好きでやってると言われ何もいえなくなってしまった

学校に着くまで適当に話すと短い言葉でも必ず返してくれるそこら辺はとても優しいと思う

A「大寿君ありがとうね行ってきます」

大寿「ん」

学校に着き礼を言い手を振るすると大寿は自身の学校へと向かう…これが毎日のルーティンだ

教室に入りクラスメイトにおはようと挨拶をし席に座る
すると2人の女子がにこにこしながらこちらに近付いてきた

「ねねね!今日も柴さんかっこよかったね!」

「ほんとほんと毎朝送って貰えてラブラブだね!」

2人は乙女の顔をしながらきゃっきゃしてた

A「大寿君は彼氏じゃないよ苦笑
家が隣同士で仲がいい男友達だよ」

「またまたそんなこと言っちゃって〜あ、授業始まっちゃうまた後でね!」

2人は嵐のように去って行った
Aはため息をはき教科書を出した

…………昼食の時間になりお弁当を持って屋上へ向かう
扉を開けると優しい風が頬を撫で通ってゆく

定位置に座りお弁当箱を広げいただきますと小さく言い食べる…すると携帯が鳴る

パカッと開けると「大寿君」からのメールだった

『今日放課後迎えに行くから待ってろ』

A「ん〜『ごめん今日友達と遊ぶ予定入ってるのだから大丈夫だよ』っと」

メールを送ると直ぐにわかったと返信が返ってきた

A「心配症だな苦笑」

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-  ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時

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