Next Generation 【黒バス】 (ページ42)

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第39Ｑ：大好きなバスケページ42

会場付近にあったお好み焼き屋に来た3人は
テーブルでワイワイお好み焼きをてっぺんで焼いてはバスケの話題で盛り上がる。

『やっぱり、最後のテツくんのカットは痺れましたね。』

黄瀬「さすが、黒子っちっス！おれ、ああいう駆け引きには弱いんスよ。」

笠松「バカのままじゃ困るんだよ。」

『黄瀬くんには、バスケの技術以外も鍛えなくちゃね』

黄瀬「うげぇ。また練習のメニュー増えるんっすか？…まぁ、楽しいからいいんすけど」

〝楽しい〟

そんな単語が黄瀬の口から聞けたことが天神は何より嬉しかった。

黄瀬「そういえば、Aっち先輩はなんでそんなにバスケに詳しいんスか？」

笠松「たしかに。観戦してても思ったが、
戦略についても詳しいよな」

『あはは…ありがとうございます。
んー、なんでですかね…修造がバスケバカだからかな？』

黄瀬「虹村さんっすか？」

笠松「虹村っったら、お前…中学バスケ界で名の知れてた虹村修造かよ」

『はい。幼なじみなんです。あの人バスケに出会ってからバスケ一筋で…そんなあいつについてったら私までハマっちゃって…
好きなんです。バスケしてるみんなの姿を見るのが…帝光バスケも、海常バスケも。』

黄瀬「ええ！嬉しいっス！」

『そんなこんなで見てるうちに詳しくなった感じです。おかげで周りの女の子と全然話は合わないんですけど…』

__ｶﾞﾗｶﾞﾗ

海常の3人が話していると思わぬ客が訪れる

「すいません」

『あ…』

火神「黄瀬と笠松と天神!?」

黄瀬「ちっス」

笠松「呼び捨てかオイ！？」

『まぁまぁ。』

店に入ってきたのは誠凛のメンバーだった。

日向「なんでここに…？」

笠松「おたくらの試合を見にね。」

『すっごくいい試合、ありがとうございます』

日向「あ…さんきゅな。」

15名の誠凛メンバーを入れるのは店側も苦労しそうなので笠松の提案により相席することになった___＿＿＿＿が

黄瀬「…なんなんすからこのメンツは。」

『まぁ、仕方ないよね』

黄瀬と笠松と天神、黒子と火神。
すごいテーブルになってしまった。

黄瀬「火神っち何でドロドロだったんスか？」

火神「しゃーねーだろ。そして、ドロはほっとけよ、んでその呼び方やめろ。」

笠松「食わねーとコゲんぞー。」

ワイワイと誠凛が乾杯をしようとした時だった

＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「おっちゃん、2人空いて…」

緑間と高尾のコンビが訪れてきた。