第32Q:ハードな1日 ページ35
誠凛が勝利をおさめたと同時に隣も試合が終わる。113-38の圧倒的大差で秀徳は勝利を収める。さらに、緑間の温存はたっぷりしていた。
黄瀬「隣の秀徳もおわったみたいッスね。」
『決勝は、誠凛と秀徳ですね。』
緑間と黒子の戦い。
天神としては興味津々だった
笠松「つーか、一日二試合って無茶しすぎだろ」
神奈川と違って出場校が多い東京。
それにしても3時間後に決勝進出校がきまるとなればハードな一日だろう。
『うちも、そういう場合に備えて体力強化しなくちゃですね』
笠松「ああ···」
黄瀬「(ききたくない会話ッス〜)」
少しばかりの休憩。
この先の試合や海常の練習について会話をすれば、両校の選手がコートに戻ってきた。
『…誠凛が王者を連続で撃破するのか。秀徳が王者の椅子を守りきるのか…楽しみですね。』
両校が向き合えば、予選の決勝がはじまる。
試合開始のジャンプボールを制したのは誠凛の火神
『(誠凛にとっては格上、
ここはまず一点をとっていかなくちゃね)』
黒子からのパスで火神がアリウープを狙う
黄瀬「うちと戦った時の!!」
さっそく黒子と火神の連携プレーをみせつける
_が
_パシッ
緑間によってブロックされてしまう。
そんなボールは高尾にゆき
パスが通った木村がシュートを決めようとした。
刹那__日向の指先がボールに触れボールはリングに当たり外れる。
開始2分、両校譲らず0-0のまま時は進む
『均衡状態ですね…』
笠松「1度流れをもってかれたらそのQ中に流れを戻すのは困難だ。このままいくと…先に点をとったチームが流れを持っていく」
外れたボールをめぐりゴールしたのリバウンド対決に持ち込まれボールを持ったのは大坪。
「緑間!」
ボールはゴールから離れた緑間へ渡り、
そのまま3Pシュートで先制点は秀徳。
黒子「走ってください!」
流れは完全に秀徳。
その瞬間だった___
黒子が、ボールを片手に持ち軽く半回転しながら投げる。
ボールは緑間の頬ギリギリのところを高速で通る。ボールは火神が受け取りダンクを決める。
緑間「黒子…!」
黒子「すいません、そう簡単に第1Q獲られると困ります。」
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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時