第19Q:黄瀬の本気 ページ21
_パシッ
_ガコンッ
第4Q、残り5分
黒子の再登場により海常は苦しめられていた。
『(先輩たちが薄さに慣れなくなっている…!!)』
__パシッ
黒子のパスにより、日向に渡ったボール。
そして、そのままゴールへと吸い込まれる
_スパッ
「同点だァァァ」
82-82
ついに追いつかれた海常のメンバーは
監督もマネージャーも選手も控えも焦っていた
黄瀬「(同点.......?)」
目付きが鋭くなった黄瀬の変化を1番に感じたのはマッチアップしていた火神だった。
火神「こいつ.......雰囲気が変わった?」
その雰囲気にだれもがのまれそうになる。
黒子のバックチップをかわした黄瀬は勢いそのまま
_ガンッ
ダンクを決める。
黄瀬「俺は負けねぇっすよ。誰にも。黒子っちにも」
その鋭い目を天神はとある人物に重ねた。
__ 「Aさんのその目には利用価値があります。帝光の勝利にはあなたが必要ですよ」
まるで自分はただの道具かのように扱われ
信頼など欠けらも無いあのバスケを思い出す
『.......あか.......し君.......』
負けたくないのは黄瀬も誠凛も変わらない。
第1Qと同じランガン勝負にと持ち込まれる。
残り1分
何度も何度も点を取り合った両校は
残り15秒でまた98-98の同点へともちこした。
日向「時間ねぇぞ!あたれ!ここでボール捕れなきゃ終わりだ!!」
「おおお!!」
そんな中、黒子はひとつ作戦を思いつく
黒子「火神くんひとついいですか?黄瀬くんにコピーされない手がもうひとつあります______。」
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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時