Next Generation 【黒バス】 (ページ17)

今日:10 hit、昨日:32 hit、合計:236,046 hit

第15Ｑ：戦いの行方ページ17

黄瀬と火神、向き合いながら2人はこの戦いの未来を話す。

黄瀬「唯一、対応できるとすれば君っスけど
大体実力はわかったっス。
潜在能力は認める、けどオレには敵わない。
君がどんな技をやろうと見ればオレはすぐ倍返しできる。どう足掻いてもオレには勝てねぇっスよ。

ま…現実は甘くないってことっスよ。」

そう告げられるが火神は笑い出す。

火神「ハハッ…わりーな。ちょっと嬉しくってさぁ。そーゆー事言ってくる奴、久しぶりだからさぁアメリカじゃそれが普通だったけど。日本に帰ってバスケから離れたのは早とちりだったわ、ハリ出るぜマジで。やっぱ人生、挑戦してナンボじゃん。強ぇ奴がいねーと生きがいになんねーだろうが。
勝てねぇくらいが丁度いい！」

清々しく笑う火神に天神は心惹かれた。

火神｢お蔭でわかったぜオマエの弱点。
『見ればできる』つまり見えなかったら？
いくら身体能力がすぐれてても影を極限まで薄めるバスケはできない。つまり·····」

黄瀬の弱点それは…

火神「黒子だろ？」

黄瀬｢確かに黒子っちのプレイは見ても無理っス。けどそれで何が変わるってゆーんスか？」

__ﾋﾟｨｨ

そこで、第1Ｑの終わりの合図がなる。

火神「変わるさ。次の第2Qで吠えずらかかせてやる！」

監督｢ったく！もっと取れただろ！
スクリーン！リバウンド！｣

監督が支持をする中、天神はこの勝負の行方を考える。

もし·········黒子が黄瀬の弱点だと言うのなら
チームプレーに欠ける黄瀬にとって
最大の敵となってしまう。
独りよがりの黄瀬、仲間がいる火神。
どちらが勝率が高いかなんて
天神には痛いほどわかりきっていた。

監督｢天神!!資料はまとめたか？｣

『はい、一応。10番のデータだけさくっと。目を通してもらえれば』

レギュラー陣はドリンクを飲みながらさっと見る。

小堀｢毎度助かるよ。｣

笠松｢うっし、いくか。｣

そして、第2Ｑが始まる。