ふたりの秘密 ページ24
蘭ちゃんに聞いた通り刑事さんたちに少し人酔いしたから外で風浴びると伝えて屋上に来た
KIDの予告時間はすぎて少し下も騒がしくなってる頃だろう
「おや、、まさかこんな所に先客がいらっしゃるとは」
『……あなたが怪盗キッド?』
真っ暗な中に映える真っ白なタキシード
ほんとにこの怪盗は何を考えているのか……
「いかにも。今晩は奇妙な夜だ……新月だからでしょうか」
『単刀直入に頼み事があるの。宝石はいいから鏡を私に渡して』
「理由をお伺いしても?」
『その鏡元々は友達の祖父のものなの。今回親戚が倒れて本人は来れなくなって私が代わりにきたのよ』
……呪霊の気配?あぁ低級か
『話の途中でごめんなさい。少しまって』
こんな低級一般人の目には見えないから私が1人変なことしてるみたいになるんだろうな、、まぁ手を払えば祓えるけどね
「あなたは……あの異質な存在が見えているのですか?」
『……え?もしかしてみえてる?』
「今回ビルの中に何体か同じようなのを見かけましたよ…」
『それは普段からなの?』
「いえほんの最近のことですよ。…話が逸れてしまいましたね。」
『いや、時間ないんだと思うけど……もしかしてそのモノクル新品?』
「何故でしょう?」
『さっきの化け物が見えるようになるメガネってあるの。普段から見えてないってことはもしかしたら新しいものに変えたか修理したか…かなって。この仕事が終わったら変えるのをオススメするよ』
「ご忠告ありがとうございます。でもあなたと少しでも同じ世界が見えるのならそれも悪くないってものですよ」
『高校生が私みたいな歳上にそんな言葉……あぁ、ごめんなさい。雰囲気がそんな感じだなってだけで決めつけて』
なんで高校生だと思ったのかな
蘭ちゃんと雰囲気が似てる。いや、江古田にいた快斗君とも似てるから?
…………あぁ。そういう事か。蘭ちゃんは怪盗キッドの変装。キッドは快斗君ってとこかな?
「鏡は貴方にお預けしましょう」
『本当?』
「えぇ。」
『あまり深く聞かずに大丈夫なの?』
「あなたはどうも悪い人には見えませんから」
『あら、ありがとう、私もあなたの正体あの探偵君には黙っておくわ』
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あ - 38ページに監督生がいます、! (2022年11月11日 1時) (レス) @page38 id: cc95b3a77e (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - お返事ありがとうございます。 元太君の台詞でしたか、、となると私の思い違いでしたね。すみません。 (2021年6月16日 0時) (レス) id: ac3a1d0896 (このIDを非表示/違反報告)
来世はジンの髪の毛(プロフ) - どのように返信するのか分からないので麗さんにここで伝えさせてもらいますね。少し前に書いたもので覚えていなかったので読み返しました。多分これ小嶋元太君のセリフだと思います。 (2021年6月15日 23時) (レス) id: 6e79d370dd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 上手く伝えられずすみません。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 32ページ 「なぁ灰原、この人たち の所なのですがコナンはその場にいないのですよね?なら、誰の台詞でしょうか?少なくとも灰原と呼び捨てにする子は少年探偵団の3人の中にはいません。 それからちょくちょくある漢字変換をしていないところはわざとなのでしょうか? (2021年6月15日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来世はジンの髪の毛 | 作成日時:2021年3月6日 23時