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『・・・影山くん』






しっかりと彼に向き直って、頭を下げる






『マネージャーは出来ません。楽しかったけれど他にやらなきゃいけないことが出来たんです。誘ってくださったのに、すみません。』






しっかりと伝えれば影山くんは納得いかなそうな顔をしつつも わかった、と






そう言ってくれた。






それから影山くんが私に話しかけてくることはなく、私もただ淡々と授業を受け続けた。








































放課後、お館様に呼ばれた私と無一郎くんは昨日ぶりに屋敷を訪ねた。






「二人には明日から本格的に鬼狩りに参加して欲しいと思っているんだ。義勇と天元、実弥はもうすでに各地を飛び回って鬼を狩っているよ。いいかな?」






「「御意」」






「現在出現している鬼は前世と変わらず日輪刀で頸を切るか日光に当てると死ぬ。今はまだ強い能力を持った鬼は確認されていないけれど、そのうち出てきてもおかしくはないんだ。だから、任務の時は必ず防御力に優れている隊服を着用するように。それから最後に大切なことを一つ。」






お館様は私たちの前に面を差し出した







「これは?」







「鬼の存在はもちろん、私たち鬼殺隊のことも世間に公には出来ないんだ。理由は分かるね?」







「素顔が知られてしまえば普段の生活を送ることに支障が出る。だから鬼を狩るときはこの面で顔を隠すように。」








面を受け取り、付けてみる。







「窮屈だろうけど、慣れてね」






『いえ、お気遣い感謝致します』






「お館様、隊服と・・・刀はどうすれば」






「隠に持ってこさせているよ。そろそろ到着する頃かな」






お館様がそう言った瞬間麩が開いた。







「胡蝶様と霞柱様の隊服、日輪刀をお持ち致しました」






「ありがとう。・・・じゃあ二人共、頼んだよ」






「「この世から鬼という存在がなくなるまで、刀を握り続けると誓います」」

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- 感動して泣いちゃいました (2022年2月11日 11時) (レス) @page45 id: 9c262f26ff (このIDを非表示/違反報告)
すいかグミ - うまいです。おうえんしています! (2020年11月18日 21時) (レス) id: c90e4aee72 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 鮭の神様(元 レオ)さん» 胡蝶さん推し・・・!ファンの方に納得していただける内容でしたでしょうか?ハイキューは完結してしまいましたが素晴らしい作品なのでぜひ!ありがとうございました! (2020年11月6日 16時) (レス) id: c3c6f01606 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - ステラさん» ハイキューをあまり良く知らない方にも読んで頂けてるなんて感激です(;_;)ありがとうございます! (2020年11月6日 16時) (レス) id: c3c6f01606 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - Honomi1204さん» ありがとうございます!大好きだなんて言っていただけて本当に嬉しい限りです(;_;)最後までお読みいただきありがとうございました! (2020年11月6日 16時) (レス) id: c3c6f01606 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りあ | 作成日時:2020年8月7日 17時

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