蝶の片割れ【ハイキュー】【鬼滅の刃】

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私の頭の上に手をおいて自分の身長と比べるような手の動きをするその人を止めたのはこれまた背の高い人






黒髪のその人は「木兎さん」に注意をしてからこちらを向いた






「えーっと、1年生・・・だよね？」






『はい、臨時マネージャーの胡蝶です』






「胡蝶さんか、珍しい名前だね」






『先程もマネージャーさん達に言われました』






「毛先紫だけど、君もしかしてやんちゃしてたタイプ？」






『いえ、これは生まれつきで』






「チョウチョ！あとで自主練付き合って！」






『胡蝶です。構いませんが、なにをすれば・・・？』






「んーとりあえず来て！」






『分かりました』






怒涛の会話ラッシュで少し疲れる






後片付けする、と潔子さんに呼ばれ私は頭を下げてその場を後にした






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洗い場で食器を洗っていると雀田さんに「ごめんね」と謝られる






「あいつ、ちょっと興味あるとすぐさっきみたいにグイグイいっちゃうから」






びっくりしたでしょ、と困ったように笑う雀田さん
あいつ、とは十中八九木兎さんのことだろう





『いえ、大丈夫です。自主練の手伝いを頼まれただけですので』






にっこり笑ってそう言うと 胡蝶さんいい子すぎるっ・・・！！！！と目に手を当てて下を向いた






『ふふ、』






雀田さんは面白い人だ






洗い物を終えて、食堂を出る






自主練はどこでやっているのかと敷地内を歩き回っていると突然鴉が現れて静かに肩にとまる






『・・・どうしたんですか、菖』






私についてくれている鎹鴉、菖(あやめ)の足には紙がくくりつけられており、礼を言ってそれを優しくほどく







『・・・え？』

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