蝶の片割れ【ハイキュー】【鬼滅の刃】

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合宿に参加しているのは烏野、音駒、梟谷、森然、生川の５校






潔子さんから聞いた話によると今回の会場は森然で、東京寄りのギリギリ埼玉らしく厳密に言えば東京合宿ではないとのこと






宮城よりは暑いが東京よりはいくらか涼しいと仁花ちゃんが教えてくれた






他校のマネージャーさんとも顔を合わせ、ドリンクやタオルの準備とボール拾いをする







田中さんが打ったボールをワンバウンドで拾い、ナイスキーと声をかける







すごいスパイクが決まった時はナイスキーって言うんだよ、とこれまた仁花ちゃんからの情報







しばらくボール拾いを繰り返していると響くホイッスルの音
試合開始の合図だ







ボールをカゴに戻してベンチに向かった






選手たちが円陣を組むのを見ていると相手コートからも声が聞こえる






・・・血液？脳？どういう意味だろうと眺めていると円陣を終えてコート内に散らばった選手の一人と目が合う






そのまま目をそらすのも悪いと思い会釈をするとあちらも会釈で返してくれた






澤村さんのサーブで試合が始まり、一発目から激しいラリーが繰り広げられる






『・・・すごい』






思わず漏れた言葉に潔子さんと仁花ちゃんが笑った






試合は進んでいき、結果的には烏野が負けてしまいペナルティの坂道ダッシュ






戻ってきた選手たちにドリンクを渡し、そしてすぐまた試合






結果は勝ったり負けたり。
なにやらすごい人がいるらしい梟谷は全勝






今日の試合をすべて終えて、選手たちはそれぞれストレッチや自主練をしている






「私たちは夜ご飯の準備しないとだから、行こうか」






「シャチ！行こう、Aちゃん！」






『はい』






食堂でほかのマネージャーさん達と一緒に野菜を切ったりご飯を炊いたり






みんなで料理をするこの雰囲気が懐かしい






もうすぐ完成するというところでちょうど良くお腹を空かせた選手たちが食堂に入ってきた






親睦を深めるため、席は完全に自由






日向くんと影山くんは音駒の・・・1年生？と一緒で
澤村さんたち3年生の先輩方も他校の3年生らしき人たちと固まっている






ご飯をよそったりするのは先輩方にお任せして、私は仁花ちゃんとテーブルを拭いたりコップを用意したり・・・





全員が席に着いたところでマネージャーも自分たちの食事の用意をして座る

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