蝶の片割れ【ハイキュー】【鬼滅の刃】

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『あの、影山くん』






「？どうかしたか」






『澤村さんのクラス、ご存知ですか？』






次の日、影山くんに澤村さんのクラスを聞いて昼休みに向かう






「あれ、胡蝶さん？」






教室の入口で澤村さんの姿を探していると後ろから声をかけられる






これまた後ろに立っていたのはバレー部の先輩。






確か名前は・・・






『お久しぶりです、菅原さん』






そう言うと菅原さんは お！名前覚えてくれてんだ!なんか嬉しい、と人懐っこい笑顔で笑う






「そうだ、誰かに用？俺呼ぼうか？」






まあ知り合いとは限らないけど、とけらけら笑う菅原さん






『夏休みの東京合宿の件で澤村さんにお話がありまして・・・』






「ああ！・・・もしかして、やってくれたりする？」






どことなく期待するようなその表情に少し嬉しさを感じつつ、はい。と答えた






「本当にありがとな！じゃあ大地のとこ行こう！」






ほらほらと背中を押されて教室に入る






『え、先輩方のクラスに入るのはちょっと・・・』






菅原さんが大地ー！と名前を呼びながら入るものだから注目を浴びてしまう






「スガ！？胡蝶さんまで！」






澤村さんが私たちに気づいて勢いよく立ち上がる






『突然すみません。合宿、ぜひ参加させていただきたいと思って・・・』






「本当か！！ありがとう、助かるよ！」





その後、日程や集合場所、時間、持ち物などが書いてあるプリントを受け取り少し雑談をして教室を出た。






・・・学年一の美女って有名だとか、近寄りがたい雰囲気あったとか






よく影山は胡蝶さん誘ったよな、とか






学年一の美女という点はよく理解できなかったけれど






影山くんがなぜ私を誘ったのかは確かに気になるところだった






彼のことだからたまたま席の近い私に声をかけた、なんて大いにありえるんじゃないか






さっきまでの出来事を思い出して少し口元が緩んだ







合宿、楽しみだ




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15話から内容を変更したのでそちら一度読み直していただくと話の矛盾点が解消してスッキリお読み頂けるかと・・・！

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