【黒子のバスケ】愛しているから閉じ込める【赤司征十郎】

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[赤司side]


先程とは別の会議室で今度の取材の打ち合わせをする。
その間もチラチラとAを見てしまう。

勿論話はしっかり聞いているし、最悪土屋に聞けば良い。


今朝方１時に家を出てようやくAに会えたのだ。


仕事をするAを見るのは初めてで新鮮だ。
モデルも話は聞いている様で少し休憩を挟むことにした。

Aと話したいのにAはモデルと何やら話していて、嫉妬する。

ディレクター達とも仲が良い様で楽しそうに話していた。


休憩を啼かば無理矢理止めさせて打ち合わせを再開した。
打ち合わせを終えるとA達は帰っていく。

正面玄関まで見送るとAに《五時半には帰れる》とメールをして残りの仕事をした。


仕事を終えた頃には五時になっていて、俺は急いで帰宅した。

車に乗り、帰宅するとAはもう帰っていた。

「ただいま」

と声をかけるとAの返事は無く不思議に思いながらリビングを行っても居なく、寝室にも居なかった。

とりあえず部屋着に着替えていると後ろからAの声が聞こえた。

「お帰りなさい、征十郎さん」

振り向くと髪を拭くAが立っていて風呂に入っていたのだと気付いた。


「俺も風呂に入ってこようかな。それからちらし寿司を作るから待っててね」

と言うとAは頷く。
Aの額に軽く口付けて俺も風呂場に向かった。


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