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[赤司side]
それに、
「それに誰がAを止めるんだい?俺達はもう恋人じゃないんだ。夫婦なんだ。約束しただろう?二人三脚で頑張ろうと」
とAの肩から顔を離しAの頭をそっと撫でて言った。
「だからAはそんな事気にせず寝て良い。俺はAの可愛い寝顔も好きだから」
とAの頬に口付けた。
Aは本当に天使の様な顔で穏やかに眠るんだ。
凄く可愛いんだよ。
寝顔まで本当に可愛いんだ。
仕事で疲れて帰ってきても、この天使が家に居るのだ。
疲れなんて吹っ飛ぶ。
もはや、俺は一体何に対して疲れていたのだろう、と思うレベルで。
「寝不足は肌に善くない。おやすみ。愛してるよ、A」
とAの髪ごと、Aの耳にキスをする。
「…私もです、征十郎さん。おやすみなさい」
とAは俺の腕に手を重ねながら言う。
Aが心に病を抱えていようと、俺には何の障害でもない。
関係無い。
寧ろ一緒になって治療法を考える。
漸く、俺のものに出来たのだから。
こんな事で手を引ける筈がない。
しばらくするとAは眠りについた。
俺はAの寝顔を見つめる。
「愛しているよ」
Aが思っている以上に、君を想っている。
「おやすみ、愛しいA」
と眠るAの瞼と額にキスをして俺も眠りについた。
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和恋 - いえいえ!はい! (2016年6月22日 18時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» コメント返信ありがとうございます!!はい!頑張ります! (2016年6月21日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - いえいえ!はい!はい、私もそう思います!いえいえ!続き頑張ってください。応援しています! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 和恋さん» 初めまして、ありがとうございます!頑張ります!この二人なら乗り越えられると思います(笑)コメント本当にありがとうございました! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
和恋 - 初めまして、続き頑張ってください。征君と夢主ちゃん、凄いです! (2016年6月19日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年6月1日 0時