【黒子のバスケ】愛しているから閉じ込める【赤司征十郎】

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[赤司side]


そしてAが今、どの仕事をして周りの評価などを話して男は聞いていた。

時計を見るとそろそろAの代わりに夕食を作らないといけない時間。

「今日は突然押し掛けてすみませんでした。俺はそれだけを伝えたくて来ました」
「いや、Aがどうしているか知りたかったから…ありがとう」


と言われた。

俺としては話したいことを一方的に話した気しかしない。

お礼を言われるのは違う気がする。


「俺の方こそ聞いてくださりありがとうございました。Aの事は必ず幸せにします」
「…あぁ。Aの事を頼む」

と頭を下げられる。

その時電話が鳴り見るとAからだった。


「ちょっとすみません。もしもし、どうかしたかい？」

と電話に出る。


「仕事が思ったより早く終わって家に着いたんだけど征十郎さんが居なくて……何時頃に帰れそうですか？」
「…それは予想外だね。多分もうそろそろで帰ると思うから、後三時間くらいかな」


とAに言うと「そうですか。あ、夜何が良いですか？」と聞かれる。


「今日は俺の休日だよ？休日は俺が代わりに家事をするって約束じゃないか。いいからAは休んでな」

と話す。
Aにばかり負担はかけられないから同棲からの約束事。

俺が休みの日はAの代わりに家事をして、Aの有り難みを初心になり感じたいと。


だけど未だにAは家事をしようとする。

正直、毎回これを止めるのは大変だ。


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