*なにしてんの (さくらんさんリクエスト) ページ29
『…っはぁー、、』
PCに顔を向け、右手はマウス 左手はヘッドホン、足は軽くクロスした状態
これを4時間ほどキープしておくと、トイレに行くのさえ一苦労というくらいには身体は固まっている。
『んーっ…』
ぐいーっと身体を伸ばし、ゆっくりゆっくり彼なりにほぐしていく。
『…一旦休憩。』
小さく呟きヘッドホンを外したら、デスクライトと照明とエアコンのスイッチを切って部屋から出る。
《一旦休憩》などと言っているが、端から1時間以内にも、この部屋に戻ってくる気などないのだろう。
彼はポットに入ったお湯を急須に注ぎ、Aの分までお茶を入れた。
ふたつのマグカップを持って向かうは彼女の座るソファ。
彼女もまた、彼と同じように《一旦休憩》の時間なのだろう。
『…ん。』
「…あ。ありがとう、」
...
『…ふぅ』
熱いお茶を一口飲み、軽く息を吐く。
すると彼は少し不満そうな顔をした。
どうやら隣にいる彼女が原因のよう。
『…んん、、』
拗ねた子供のように、頭を彼女の肩に押し付けて んんっと唸る。
疲れからか、それともほかになにか理由があるのか、彼は甘えようとしている様子。
そんな彼のことはお構い無しに少しズレたイヤホンをはめ直したAは、手もとのスマホ画面を見つめて頬を緩ませた。
そんなよくある時間
彼と彼女の日常を、
今回はそらる視点で覗き見です。
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Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» そうだったんですね、こちらこそ勝手に事を進めてしまって申し訳ないです。 ありがとうございます^^* (2018年8月6日 18時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
涙色(プロフ) - Loiさんすみません!コメント欄を全然読んでいませんでした(汗)リクエストに答えてくれて、しかも1つの小説として取り上げてくれて、ありがとうございます!とても嬉しいです。これから全部読んできます! (2018年8月6日 17時) (レス) id: 405087afcc (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» 勝手で申し訳ないのですが、このままお返事がなければ一つの小説として公開させていただきたいと思います。 なにか意見等ありましたら、6日の12:00までにお願いしたいです。その時間になったら公開させていただきます。すみません。 (2018年8月5日 19時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - やのさん» 申し訳ないです。ありがとうございます。 (2018年8月4日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - Loi -ロイ-さん» 大丈夫です!ずっと待ってますね!(*- -)(*_ _)ペコリ (2018年8月3日 14時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Loi -ロイ- | 作成日時:2018年5月21日 18時