【そらる】だったら、覚悟しとけ。 〜リクエスト短編集〜

＊コスです３ ページ28

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主に生クリームがついていたのはAの右手。


Aの返事を待たずにその手に顔を寄せ、ペロリと舌を使ってクリームを舐め取る。


『…あ、うま、、』


…ちゅっ、、ぴちゃ、、ちゅ、、ちゅっ、、

Aを後から抱きしめたまま、指を舐める。



「…あ、ちょっと…そらる、、」



指だけを、音を立てて舐められるというのは、Aにとってもどかしく、恥ずかしいことのようで 耳どころか首まで赤く染まっていた。


生クリームがなくなっても、かすかに残る甘みと、Aの声に煽られ、舌を這わせ続ける。


特に指先が気持ちいいようで、爪の間あたりを舐めると手を引っ込めようとした。


それを許すわけもなく、もう片方の手も使って固定し、舐め続けた。





少し経って、右手の刺激にAが慣れてきた頃、反対の手を掴む。


ビクッと反応し、「やっ、、」と声を漏らした。


Aの顔を見たくなって、こちらを向かせれば 真っ赤になって俯いた。



左手に付いているクリームを舐め取るときはAの目を見つめていた。たまに顔を上げる時にしっかりと目が合い、また真っ赤になる。








俺らは夢中になっていて、

玄関のドアが空いた音や、部屋の飾りつけに驚く声は耳に入ってきていなかった。



「…んっ、、そらる、、」



『…だめ、ここまふまふの家だから。』







ちゅ…ちゅ…






左手の…人差し指と中指の付け根辺りに舌を入れた時だったと思う。








「…えっ、、そら……







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ココアちゃぁぁぁぁあああああん！！！！？？



そ、そんな…
僕のココアちゃんですよ…？

なんでそらるさんにそんな乱されて…






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あああああああああああああああああ！！！！」






______そう、これはまふまふに起こった悲劇。




大好きな 保登心愛 というキャラクターを相方に取られて絶望したとか。






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まあ、知ったこっちゃないけど。



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