【そらる】だったら、覚悟しとけ。 〜リクエスト短編集〜

＊お風呂でばったり！？ ３ ページ17

Aside



無意識のうちにパジャマを強く握っていたのが原因で そらるはずっと受け取れなかったと分かり、恥ずかしくなった。



私を焦らせるためにわざと着なかったんじゃなくって、私が着させなかったってこと…？



あああああっ！！



だめ、何も考えない方がいい…



これ以上顔を赤くするわけには…



「Aさーん、出ないの？」


『…へ？』


「リビング 行かないの？」



いつの間にかそらるはパジャマを着ていて、さっきみたいな近い距離ではなく、少し離れて声をかけてきていた。



『あ、あぁ…』



ガチャ



内開き、、…ちゃんと覚えとかなきゃ。



.





『…はぁ、、』



さっきの時間だけで随分疲れた。



いつもとちょっと雰囲気の違うそらるが、いつも以上に色気たっぷりで、吐息もたっぷり。…Sっ気も凄かった…。



次はこんなことがないように、しっかりとパジャマを持っていかせよう。





『…じゃあ私、お風呂入ってくるね。』



「はーい、行ってらっしゃい」





.








.






.









そらるの手には、Aのパジャマ(上)が。



ニヤリと笑い、コーヒーをひと口。





.






Aが悲鳴をあげるまであと、30分。




.

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