*遊園地2 ページ11
Aside
思ったより並んでいたが、20分ほど待ったら自分たちの番になった。
よし、乗るぞ!
そう、意気込んでいたらそらるが先に観覧車に乗った。
先に乗りたかったのに、なんて小さい子みたいなことを考えていたら、そらるは私の手を取って隣に座らせた。
…男らしいななんて、思ったり、、
.
.
「A、今から15分くらい密室で二人きりだけど、覚悟はいい?」
突然そんなことを聞いてくるから、びっくりして固まってしまった。
『………。』
「ま、できてないみたいだけど…いいよね。」
『…ちょっ、ちょっと待って!』
「…なに。」
『な、な、な、何するつもり!?』
「…んー、内緒。」
観覧車を純粋に楽しもうと思ったらすぐにそういう雰囲気に持っていかれました。
「でも、せっかくの15分だし、選ばせてあげる。
…外の景色見るのと、俺とゲームするの、
……どっちがいい?」
『…え、げ、ゲーム? いや普通にそt』
「ゲームか、…いいよ。
じゃあルール説明ね。
まず…」
いやいやいやいや、ちょっとまって!
え!? 普通は景色じゃないの?
っていうか、ゲームって…スマホゲームくらいしか思いつかないんだけど、、
.
.
「_______。 じゃあ、スタート。」
ゲームがスタートした瞬間から、そらるはずっと私の目を見つめていて、一向にそらそうとしない。
私もそらしたらダメなんだって、思ったけど…
『…っ、、』
間近にある、少しの街明かりに照らされた 綺麗な顔が私を見つめていて、その顔が悪魔のように微笑んだところで、恥ずかしくなって思いっきりそらしてしまった。
.
「……そらしたから、Aの負け。
だから、、」
そらるは私の腰に手を回し、自分の方に引き寄せると
「…罰ゲーム」
そう、色っぽく囁いた。
『な、にするの…?』
「…Aは じっとしてて。」
ちゅ…ちゅ……ちゅ…ちゅ…
指、手の甲、鎖骨、首筋、頬、耳、…
唇にはしないまま、何度も口付けを繰り返す。
ビクッと反応すると、クスリと笑って同じ箇所に舌を這わせる。
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Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» そうだったんですね、こちらこそ勝手に事を進めてしまって申し訳ないです。 ありがとうございます^^* (2018年8月6日 18時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
涙色(プロフ) - Loiさんすみません!コメント欄を全然読んでいませんでした(汗)リクエストに答えてくれて、しかも1つの小説として取り上げてくれて、ありがとうございます!とても嬉しいです。これから全部読んできます! (2018年8月6日 17時) (レス) id: 405087afcc (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - 涙色さん» 勝手で申し訳ないのですが、このままお返事がなければ一つの小説として公開させていただきたいと思います。 なにか意見等ありましたら、6日の12:00までにお願いしたいです。その時間になったら公開させていただきます。すみません。 (2018年8月5日 19時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
Loi -ロイ-(プロフ) - やのさん» 申し訳ないです。ありがとうございます。 (2018年8月4日 22時) (レス) id: 91b90c9218 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - Loi -ロイ-さん» 大丈夫です!ずっと待ってますね!(*- -)(*_ _)ペコリ (2018年8月3日 14時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Loi -ロイ- | 作成日時:2018年5月21日 18時