悪魔さんに拾われまして 【浦.島.坂田.船】

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Senra.side




せ｢じゃーん！｣




昨日センラが作った服をAちゃんに着せてみると自分でも驚くくらいぴったりで似合っていて凄かった。凄かった((
語彙力が…




さ｢Aめっちゃかわええなぁ｣


し｢さすが俺らのA｣


う｢これで緑だったら特に最高｣


せ｢文句は受け付けませーん｣




家の中に居てもアレなのでと、人間の子達がいっぱい居る場所に行くことにした。
まぁ、我が子自慢したいだけなんですけどね((




さ｢おー、初めて来たわヒューマン•フリーダム。｣




う｢普通は来ないような場所だもんな。
まぁ、俺は好まない場所だったし…｣




'ヒューマン•フリーダム'とは、人間を広い範囲内で沢山体を動かせてストレスを減少させる場所。

人間は動けば筋肉もつくので美味しく頂くためにここで鍛えさせている者もいるからそういう奴らは好んでココには来ないのだ。
例えばうらたん、とかね……。




し｢普通のペットとして何で扱おうとせんのか意味不明やわ…｣




う｢チッ、胸クソ悪ぃ｣




小声で話す２人に坂田だけがAと仲良く話していた。
見てて和むわ〜((




せ｢Aちゃん、ココに初めて来たやろ？
思いっきり遊んでええんやで？｣




『…は、い』




するとAちゃんに人間の五、六歳ぐらいの男の子が近付いてきた。




｢〜〜〜〜〜？｣




『…いいよ。
センラ、さん。あっちに行ってきます…』




せ｢え、あ、うん。行ってらっしゃ〜い…｣




男の子と向こうに行ったAちゃん。
けどセンラはちょっと驚きで固まってしまった。

男の子の言葉がわからんかったのにAちゃんには伝わったのが解らなかった。
いや、普通、なのやろか……人間同士だし…




｢あの、すみません。あの女の子の保護者でしょうか？｣




う｢そうですけど｣




｢申し訳ありませんが人間の首輪と鎖を見せて貰えませんか？｣




たぶんここ(ヒューマン•フリーダム)の従業員の人がうらたんに何かを聞いていた。

まぁ、内容聞こえとったんやけどね。




し｢首輪と鎖なんか無いですけど｣




｢それは困ります。人間はいつ暴れるかわからない物なんですよ？人間のためにも着けた方が…｣




そこまで聞いてセンラの頭の中で何かが切れた音がした。




せ｢さっきから煩いねんお前。≪それは困ります≫ってなんやねん。人間のためにもって思うなら着けない方がええやろ。それと言葉矛盾してますけど？

あと勝手に人の家のペットが暴れるとか決めつけるなや。余計なお節介や｣

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