悪魔さんに拾われまして 【浦.島.坂田.船】

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A.side




初めて聞いた"お風呂"を志麻さんに教わっていると、坂田さんに引きずられてある場所に連れて来られた。




さ｢あのオレンジが身体を洗うやつでー、白いやつが髪の毛を洗うやつ！わかった？｣




『オレンジのが身体で、白いやつが髪の毛…』




さ｢そう！完璧！さすがAやなー！！！｣




頭をぐしゃぐしゃに撫でられ、坂田さんに抱き締められた。
えっと、あの、苦しいです……。




さ｢俺はここにおるからゆっくりしといで〜｣




閉められたドアは、少しだけドアが開き坂田さんの顔が見えた。




｢お風呂に入る前にちゃんと服は脱ぐんやで？｣




そう言って再びドアが閉められた。
少しはわかった、かな…




そして私は薄汚れている服を脱いで、長い物が目に入った。
この小さい穴、何なんだろう…




さ｢Aー！シャワーの出し方教えてなかったー！！！って、え……｣




ドアが開き、坂田さんが入ってきた。
まぁ、見ての通り私は今服を着ていない状態なのだ。つまり、全裸。
私でも自分の顔が赤くなっているのがわかる。




『坂田さんのばかー！！！』




そして私は近くにあったバケツみたいな物で坂田さんの頭を叩いてしまった。
あ、やっちゃった…

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