悪魔さんに拾われまして 【浦.島.坂田.船】

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No.side


人間をただの食糧としか考えず
家畜扱いする者

ドレイとして飼い慣らす者




コレが世の中の当たり前、当たり前なのだが……
それがどうだろう、この者達は違った。





そ｢紅茶おかわり｣


ま｢そらるさん、もう5杯目です。｣




さ｢センラより美味いっ！｣


し｢それな｣




う｢また作ってくれよな｣


せ｢その時は一緒に作りましましょーね♪｣


『ｺｸｯ』




人間がいれた紅茶はどうやら大人気みたいで、褒められたことの無い人間は照れていた。





ま｢僕の作ったクッキーも食べて下さい！｣




さ｢エ、まふが作ったの？食べられる？｣


そ｢見た目よし、味は…ダメそう｣


ま｢ガラスのハートが砕けそう((｣




『(女子力高いな…)』と思いながら口にクッキーを入れた。そして大丈夫かと慌てる人達。
作った本人、まふまふも少し焦っていた。




『……！』




せ｢だ、大丈夫ですか？！袋いります？｣




『美味しい、ですっ！』




2個目を口に運ぶ人間。
それに安心したまふまふ達。そして自分も食べたいと集まる動物たち。




う｢うめェ…｣

そ｢ほんとだ…｣

し｢Aの紅茶とよく合う…｣

さ｢ほどよい甘さ…｣

せ｢Aちゃんもハマったみたいやね〜｣




……ほんとに不思議な人達ですね。

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