十四話〜おやつの時間〜 ページ18
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〜洋館〜
玲羅「洋館で…駄菓子も中々の光景だな…」
グリコ「え?美味しいよ?」
玲羅「いや、美味しいのは分かるけど…」
玲羅とグリコは、3時になったので洋館でティータイムです。
グリコ「て言うか、何で洋館あるにょ?」
玲羅「ずっと床に座ってると、足腰痛くなるからねェ。少しくらい椅子に座る場所があってもいいンじゃないかって思った訳よ」
グリコ「にゃるほどね。玲しゃんは、何の駄菓子が好き?」
玲羅「酢昆布と干し梅」
グリコ「渋っ…どれも酸っぱいじゃん」
玲羅「あと、チータラとか?」
グリコ「え、お酒のお摘みじゃん…」
玲羅「どうかしらね?そう言う君は、何が好き?」
グリコ「栗饅頭」
玲羅「渋っ…お前も人のこと言えないな」
グリコ「そうかにゃ?」
グリコは嬉しそうに、栗饅頭を食べている。
グリコ「でも、栗饅頭と紅茶合うよ?」
玲羅「和と洋の差が凄いな、緑茶は良いぞ」
グリコ「あ〜、分かる」
なんかもう、一寸した女子会みたいです。
二人だけど。
玲羅「健康診断って、大切だよね」
グリコ「それな、マジで大切」
玲羅「長生きするにはね〜」
グリコ「そうだね〜」
婆さんが健康診断の話してます。
玲羅「やっぱ、耳鼻科は大切よ。目薬無いとこの時期は死ぬから」
グリコ「花粉症は大変だね〜」
玲羅「そう言えばグリコ、お前骨喰達と仲良くやってるか?」
グリコ「うん、たまに玲しゃんから貰ったお小遣いで、一緒に万事屋行ったりしてる」
玲羅「そうなの、良かったわ」
グリコ「刀剣男士も、お小遣い制にしたら?」
玲羅「私の懐が寂しくなるから、必要な時に渡す方が良いわ」
グリコ「あ、はい」
玲羅「この御時世、お小遣い制なンて古いよ。好きな時に、欲しい額渡せばいい…まぁ高すぎたら、考えるけれど」
グリコ「お母さんみたいだね」
玲羅「私の子供達は、いい子ですから。あまり大きな額は欲しがりません。然しまぁ、誉を沢山とった子には、好きな物を買ってあげたりします」
グリコ「じゃあ、僕も誉取ったら買ってくれる?」
玲羅「お前、出陣しないだろ?」
グリコ「あ…」
玲羅「前も言ったけれど、欲しい物は買ってあげますよ」
グリコ「やったぁ」
見習いが来てから、少ししか経っていませんが、仲良くやっています。
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作者名:神扇 | 作成日時:2019年11月29日 21時