【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】ポートマフィア首領補佐の子が椚ヶ丘中学校に行かされた

10 ページ12

美彩side

写真を、と、撮って………



紅葉姐さんに送らなきゃ………



「美彩？何してるの？」


「いや。鏡花が元気にしていることを紅葉姐さんに報告しようかな？って思って写真を撮ろうとしてる。」



「2人で撮ろう。」



「え！いいの！？」



「うん。」



「んじゃ敦。撮ってくれる？」



「はい！」



ﾊﾟｼｬ


車内ではその音が響いた。




嬉しい。



これまで姐さんとしか一緒に写真を撮ったことがなかったから。




泣きそうだ。



「ありがとう」



そう、鏡花に言った。



「美彩。はい。ハンカチ。」




「う"ん"。」



「明日楽しみだね。美彩。敦。」


「うん！」


「うん。ん？そう言えば太宰さんは？」



「置いてきたよ？あんなやつここには乗せない。」



「じゃ中也さんは？」



「これから任務があるからそれを終わらせたら本部に戻ってくる。」



「そ、そうだったんですか………」



「この長期任務の時ぐらいほかの任務入れて欲しくないわ〜。」




「そんなに忙しいんですか？ポートマフィアは。」



「もちろん。忙しい。」



「紅葉は書類とか、金色夜叉での暗殺だったり色々とあった。」



「私は毎日書類。何でもリンタロウが『暗殺してもし失敗したら私は泣くし私まで美彩ちゃんの所まで行っちゃうけどそれでもいいなら言ってきていいよ？』って言われたからもうしばらくはここの暗殺。」




「(やっぱり首領さんの言いなりなんだ。僕達は依頼されてからだけど。)」




「それほどポートマフィア(闇)は忙しいのだよ。」

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す