『私の顔が好きなんですか？』

ほんとは辛いよ！悪女ちゃん！！ ページ18

(ほぼほぼ会話文、そして勝手な作者の偏見なり)





「最近悪女が登場する小説が増えていると思わない？」






『あ、はい。』






「あのね、わざわざ皆に嫌われ役やってるけど、私いうてそこまで夢主を恨んでないわ」






『まさかのカミングアウト』






「この前他の悪女と合コン行ったわけ。」






『はい』






「だけどなんて言うんだろ……
職業病がでちゃって……素でも『もお、やだぁ！〇〇くんたらぁ……』って言っちゃうの」






職業だったんかい




てかちょっと半笑いなのがホラーだわ






『あの、栗原……』







「それでね…」






『聞いて………
…姉御！！聞いてください！！』






「なによ」






なんで怒ってんねん





『なんでくり……姉御はわざわざ嫌われ役するんすか？』






「はぁぁあぁあ！？」




でた般若。



顔芸はもういいって怖いから！！





「あのねぇ！！この世の全ての夢主に言っといてあげるわ！！！
あんたら夢主は嫌われ役がいるから性格よく見えてるだけなの！！
とくに元フード夢主の小説なんて私がいても性格の悪さが垂れ流しのくせになぁにが『わざわざ嫌われ役するのぉ？教えてぇ？』よ！！
嫌われ役歴10年舐めんなこら！！」





『すっげえベテランやん』





10年て……





「ふう……取り乱しすぎたわ…
あのね、逆ハーにありがちだけど、夢主に味方する周りの奴ら、半分は何起こってるのか分かってないからね？」





『マジすか』






やめたれよそんな事言うの





「大体他の悪女だって、幸せになりたくてやってるんだから、、分かってあげてほしいわ……」






『あぁ…はい。』





「私だってぇ…イケメンで金持ちで優しくて金持ちで金持ちなダーリンが欲しいわ……」






『それは望みすぎじゃない？』





「余計なお世話よ。
てかあんた、いい加減旦那様1人に絞りなさいよ」






『旦那様？』






「おいこら、何を今さら純情ぶってんだ阿呆」






『んー……まあ、卒業するまでには決めるよ』








「……アンダーバーさんには手出さないでね」







『出さんわ』

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