わたしだけレベルアップっぽい件について【H×H】

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『 目にも止まらぬ連続攻撃にクリティカルの採点！！あっという間に再逆転です！！！ 』


　




　

ヒソカがゴンを煽るが、ゴンは作戦中らしい。それを相手に言っちゃうゴン可愛い。

　

反論したゴンに向かって立てた人差し指をヒソカは曲げた。

　



　



　
「 ゴン！' 凝 ' だ！！ 」

　



　


隣のキルアが立ち上がってリングへ叫んだ。咄嗟に私も凝をするとヒソカの人差し指とゴンの頬のあいだにヒソカの念のガムの様なものがついていた。


　

ヒソカは少し角度をつけて引っ張るとゴンは簡単にヒソカの方へ飛んだ。

　

ゴンの距離が近づくと、ヒソカは勢いよく右腕を振った。

　


　



「 クリティカルアーーンドダウン！！プラス３ポイントヒソカ！！ 」

　



　

つけるも外すもヒソカ次第、そんな状況を覆すなんてまず不可能に近い。いまの攻撃でかなりダメージを喰らっただろうな。ゴン。

　

よろけながら立ったゴンに問題にあたれば一発殴らせてあげるとヒソカが一言。

　

ヒソカは質問やら何やら…試合なのに余裕ってことなんだろうな。それにちゃんと応じるゴンが可愛すぎるけど。

　

　



　

「 僕はいつ君のほっぺに伸縮自在の愛(バンジーガム)をつけたでしょう？

１、ヒジテツのとき２、クリーンヒットの時３、クリティカルの時 」

　

「 ３だ！両手で殴ったときだろ？！ 」

　

「 ブーーッ答えは ' ４、オーラ別性格分析のときにとばしてつけた ' でした♤ 」
　
　



　


汚い問題だけど、もし４があったとしてわかっただろうか？当てずっぽうで当たったところでつけられた念が外れることはない。一発タダで殴れるけどね。

　

結局ヒソカの攻撃を避けられなければ、いつかはつけられてしまう。余裕を見せるかのような途中の会話も、油断させるためのものかもしれなかったんだ。

　

ヒソカが戦闘を開始しようと動いた時、ゴンは素早くうごいてヒソカに一発いれた。

　

ゴンに殴られるちょっと前のヒソカの興奮した顔は、客席からもゾワゾワするほどの恐怖心を感じた。色んな意味で。

　

ゴンが色々な角度でなんどもヒソカを殴ったあと、ヒソカはゴンを引き寄せて二発いれた。

　



　


　


「 両者クリティカル！！プラス２ポイントッ！プラスダウンポイント１！ヒソカ！９対４！ 」

　






　


審判の判決に観客全体が不満で覆われた。

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