わたしだけレベルアップっぽい件について【H×H】

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「 指輪はともかく、問題はこのロムカードだな 」

　

「 私は指輪も気になるけどね！！！ 」

　

「 流石にAでもコレはあげないよ！！ 」

　

「 なんで！？おしゃれに着飾るために使おうとか思ってないよ！？ 」

　

「 全部自分で言ってんだよな… 」

　

「 ていうか、このカード普通のより小さいね、これ専用のハードがあるのかな 」

　

「 えっ、しらねーの？これジョイステ専用のロムカードだぜ 」

　

「 なんか懐かしい響きだ 」

　

「 ジョイステ…？ 」

　

「 ジョイステーションっていうゲーム機。三世代前のお前なんもしらねえのな 」

　
　

「 この島未だにカセットレコーダーあるくらいだし、きっとあるぜ。おもちゃやってある？ 」

　

「 うん、あるけど 」

　

「 よしいってくる 」

　

「 港のハズレだよ〜！！ 」

　

「 わかってるー！！ 」

　

「 気をつけていってきてね！ 」

　

「 はーい！ 」


　




窓からゴンとキルアの後ろ姿を眺めた。キルアは数分すると帰ってきて、流石に元気ありすぎてびっくり


　


　

「 コレがジョイステーション？ 」

　

「 なつかしいな、昔よくやったんだよ。隠れた名作もいっぱいあるし 」
　




　

ゴンとキルアの会話を聞きながら慣れた動きをする手を眺める。
操作に無駄がなくて、さすが長いことやってるだけあるな


　


　
「 入ってるゲームは一つしかないな。ぐりーどあいらんど？ってゲームらしい 」

　

「 グリードアイランド？ 」

　

「 すごい量のデータだね、コレってコピーとかできるっけ？ 」

　

「 ああ、あんまり意味は無さそうだけどしてみる 」
　


『 グリードアイランドをコピーします 』


　



またキルアはたちあがりスムーズにパソコンへ向かって調べ物を始めた。新品はともかく中古をメインで探してるらしい

　


　

「 うぇ、一件もないのかよ…？！中古市場に出回ってない… 」

　

「 どういうこと？ 」

　

「 個人が作ったゲームだから数が限られているとか 」

　

「 そんなかんじ、もともと売るつもりはなかったのか販売を禁止されたか 」

　






しばらくまたタイピングすると、ゲームは正規品として売られていた。

　




　
「 グリードアイランド、ハンター専用ゲーム。 」

　

「 ハンター専用げーむ？しかもなんだこの値段！？！？ 」
　




　

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