わたしだけレベルアップっぽい件について【H×H】

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「 いつまでおまえ撫でてるんだよ！ 」

　

「 キルアも撫でて欲しいって！ 」

　

「 しかたないなあ！よしよし 」

　



　

確かにミトさんはゴンの母親かもしれないけど、やっぱり私だったら生みの親のことを知りたいだろうな。

　

それもなく、キッパリと割り切れるゴンは偉いと思ってわしゃわしゃ撫でていたけど、キルアも一緒に撫でれるのは役得ですね幸せすぎか？？嫌がってるけども

　




「 腹減らない？何か持ってくるよ！ 」

　

「 ああ！ 」

　

「 ありがとう！ 」

　

「 おいゴン！！テープが勝手に動き始めたぞ！！ 」

　

「 えっ？！ 」

　

「 念でテープを巻き戻してる 」

　

「 念？まさか！今どこかで！？ 」

　

「 ちがう、念を込めたんだよ１０年以上まえに。停止ボタンを押したら巻き戻すために 」

　

「 なんで！？ 」

　

「 さあな 」

　

「 多分だけど、声を消すためじゃないかな…？ 」

　

「 うそだろ！？今度は録音ボタンに入った！ 」

　



　

ゴンがボタンをおすもカセットテープの動きは止まらなかった。コンセントを抜くも何もかわらない

　





「 悪いなゴン！壊すぜ！！ 」

　

「 止まらない… 」

　

「 だめだ、念でガードされてる！ 」

　

「 終わったみたいだね… 」

　




キルアはしばらくしてまた、テープを流した。テープからは私たちの声が流れるだけでジンの声はもう聞けなくなっていた

　



「 なんでここまでする必要があったのかな 」

　

「 手がかりを残したくなかったのかもな。 」

　

「 手がかりって？ 」

　

「 音声からだけでも相当なデータを得られるんだ。録音した人間の身長や、体重、性別、年齢、顔の作り、持病もわかるし、心理状態だって読み取れる 」

　

「 へえ〜 」

　

「 じゃあ、場所も特定出来る…とか 」

　

「 そうだ、でも警戒したのはもっと別のことだぜ 」

　

「「 べつのこと？ 」」

　

「 念能力だよ 」

　

「 確かに、機械より解析ができる念能力とかだと全部バレちゃうもんね 」

　

「 そう、声を聞いただけで全てがわかるとか 」

　

「 うんそうか… 」

　

「 お前の親父手強いな 」

　

「 それにしても、テープはだめになっちまったから手がかりは二つになっちまったな 」

　

「 俄然そっちの方が燃えてくるね！！ 」

　



　


　


　
　


　

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