11 ページ11
「 もう!Aちゃん連れて行ってどーするのよ! 」
優しく怒ったように言うミトさん。風呂場からはごめんなさいー!と少し遠い声が聞こえた。
温かみを感じて微笑みが溢れた
「 笑った顔も可愛いわね 」
「 え 」
「 さ、Aちゃんはリビングで待機ね〜 」
「 ミトさんは綺麗です!!それと手伝います!! 」
「 ふふ、ありがとうね 」
ゴンたちがお風呂に入ってる間に、初めてみるような料理を学ばせてもらった。
彼氏はいるの?とかどこ出身なの?とか色んな質問されて。こっちきてから久しぶりな安心感を覚えた。
事情があって、今は両親と会えない。と、つい口に出して溢した不安も汲み取って、じゃあここが家だと思ってゴン連れて来なくても来たい時に来ていいわ!なんて
優しすぎて好きが溢れた!ついでに涙も溢れそう
料理が半分くらいできたところでゴンたちが出てきたので遅れないようにダッシュでお風呂に入った。
「「「 いただきまーす!! 」」」
見慣れない料理はやっぱり食べるのに少し抵抗があったけど、さっき摘んだ時めっちゃ美味しかったから、容赦なく頂いた。
「 毒ない方がやっぱうまいな 」
「 毒あるほうが、普通じゃないからね? 」
「 これ特にうまいかも 」
「 それは、私が愛情込めて作らせてもらったやつだからかな? 」
「 まじかよ、まあAは料理うまそうだもんな。意外と 」
「 意外とは余計な!!!素直になればいいのに 」
「 え〜!Aも作ったの?美味しいはずだ! 」
「 ちょっとゴン、それじゃ私が料理下手みたいじゃない 」
「 えーっと、いつも以上って言いたかった!!へへ 」
「 それならいいわ。それで?試験どうだった? 」
「 やっぱり大変だったよ。会場までたどり着いたのが400人くらいで、合格したのがその中の7人だもん 」
「 改めて考えると倍率やばすぎる 」
「 そーだ!みて!これがハンター証!! 」
「 ふーん、結構普通ね 」
ミトさんはえいっ、と可愛くいいながらカードを折ろうとしてた。
「 何すんだよもー!! 」
「 冗談よ、本気でやるわけないでしょ 」
.
400人ありがとうございます><
680人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水葱(プロフ) - みなさんお待たせしてすみません、、、最低でも6月までには絶対更新しますので今しばらくお待ちください💦 (5月5日 1時) (レス) id: e8c51eabaf (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - うわあああ続けええええええ一生ついていきます (3月10日 18時) (レス) @page25 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
ビタミン剤(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (12月21日 12時) (レス) @page25 id: b4586dcb8c (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - 初コメ失礼します!! 話も分かりやすいしめっちゃ面白かったです!! クラピカとキルアの絡みもっと見たいです! もし無理でしたら構いません!! これからも頑張ってください! (11月15日 20時) (レス) id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
玉ねぎ - 続き楽しみにしてます!受験がんばってください! (10月22日 23時) (レス) @page25 id: 8e52d3a707 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:璞 | 作成日時:2021年4月25日 20時