【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

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治「角名が親戚のおじさんってなんかいややわぁ」


『将来子供出来たら親バカ発揮しそうですよね』



角「そう？」



『うん、絶対甘やかしそう笑


！！』





なんて話してるとある屋台に目が止まった





そこには飴で器用に作られたイヌやウサギ、イルカといった動物が色鮮やかに並べられている。





「いらっしゃい。作ってほしいものあったら言ってなぁ」



『ん〜どうしよ…』




可愛い……


食べるの勿体無いよなぁこれ




角「A食べたいものあった？」




買おうか迷っていると隣に現れた倫くん。




『どれも可愛すぎて迷ってます。

あ、そういえば倫くんってチベスナに似てますよね』



角「ねえそれ貶してるよね」





ちょっとムスッとする倫くんが可愛い、なんて言わないでおこう。


よし、キツネにしよ笑






『ごめんね？笑

おじさん、キツネほしいです！』




みんなの分も買おうと思ったが1つキツネが足りない…



あと1個どうしようか…






あ、そうだ





『鷲って作れたりします？』



「難しいなぁ。でも作れるで！ちょっと待ってなぁ」




リクエストで鷲を頼むと、手際よく飴を伸ばして形を作りものの数分で出来上がった。






「いっぱい買うてくれたし嬢ちゃんかわええから1000円でええよ！」




そこそこの値段をする飴細工を5個も買ったのに、かなりマケてくれた優しいおじさん。





『ええ！ありがとぉ！』



角「A良かったね」



『うん！あっ、倫くん私払いますよ！？』




かご巾着から財布を取り出してるうちにさらっと千円札を出して払ってしまった倫くん。


おじさんはおおきに〜と言って飴を渡した。




角「何でも買ったげるって言ったでしょ。

ところでそれ一人で全部食べるの？」




何でもって…
私地味に倫くんの将来心配になってきたよ…笑




『もう…ありがとうございます笑

さすがにこれ全部一人で食べると虫歯になります笑』



角「どっかの食いしん坊とは違ってしっかり買ってくれるんだ笑」



『一緒にしないでください〜。そいえば侑たちは？』





私が勝手に立ち止まってしまったためたぶん気づいてない。

もしかしてはぐれたかな。





角「大丈夫、侑たちには言ってあるよ。あとで合流しようってなった。

他に何か食べたいのある？」



『なんかすみません…。えーと、そうですね…』




どうやら侑たちは先に進んで場所を確保するとのこと。

私と倫くんは二人で屋台を回ることに。




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