【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

59.地元帰省 ページ2

*Aside*




『たしかもう居るって言ってたよね。



えっと……あ、いた。倫くん！結くん！』





時刻は15時半過ぎ


片手にはキャリーケース、もう片方には来る前に買ったお土産を持ちながら空港の到着ロビーにいる私。



お察しの通り、1週間の強化合宿を無事？に終えて地元に帰省いたしました



IHぶりに会う2人の元へ駆け寄った。


部活終わりのため2人はジャージ姿





銀「お！Aおかえりー」




角「おかえり。荷物持つよ」




『ただいまです！ううん大丈夫。

部活終わりで倫くんたちも疲れてるだろうし、これくらい自分で持ちますよ』




角「いいからいいから」




そう言ってひょいっとキャリーケースを奪われてしまった。




『あ、ちょっ…ところでツムとサムは？』




仕方なくキャリーケースは倫くんに譲るとして

私が帰る日を伝えたら「迎えに行く！！」と言っていた双子の姿が見えない。



どこで一体なにしてんの？





銀「あー…多分あれやない？」





そう言って結くんが指をさした方に視線を向ける。




その先にはわーわー言いながらこちらに歩いてくる高身長ヤンキー……


いやいや双子の姿が。



私の存在に気づくとクソデカボイスでAー！！と叫んでいる。





喧しい以外の何者でもない。





『はぁ……』




チラホラと人がいるから目立つ目立つ。



やめて恥ずかしい…。





そんなことお構いなしで双子との距離は縮まり、抱きつかれる…









一歩手前で躱す。


そう簡単に抱きつかれてたまるか。





治「A！？」



侑「久々に会えたんやからええやん別に！！」




うんうん、そうだね。そうだけど、さ…





『すこーし落ち着くためにあそこ、座ろうか？(ﾆｺｯ)』





笑顔で近くの空いていた椅子を指さす。





「「(ﾋﾞｸｯ‼)ウィッス…」」




角「あらら」




銀「あはは……」





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