拾陸話 ページ18
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ほえーとお店の中を見て周る。やっぱ子ども用品だよね。
あっ!このサンダル私がこの世界に来たことを理解した時にはいてたプキュプキュサンダルじゃん!
てことはこのお店来たことあんのかな?でも取り寄せたとか……うん、知らない。
「これとかど……ってうろうろしないの」
「ふぎゅ、ごめんなさい」
服に突進していたら抱き抱えられた。そのままポンポンと服を上に詰められる。
ぐっ、だ、ださい!!
買ってもらう側だからあんまり口出しできないけどダサいと思うんですよお兄さん!!
こんなの着たくないです!!
「これでいいかな」
「待った!」
「え、気に入らない?」
「あ、まっ、えっと、あれとあれもほしい!」
多分組み合わせ次第でどうにかなるからあと2つだけ買ってもらう。
う、うんん、これでいいと思う。
「くつも買っとく?」
「買っとく」
「うん、どれがいい?」
「これ」
「はいよ」
ポンポンと私の上に置いていくからそれを握っとくのが必死なんですけど。
お兄さんちゃんともってよ。
「服はもういいかな?」
「うん、お腹空きました」
「じゃあご飯食べ行こうか」
「いやったー」
もうめちゃくちゃ元気じゃんとお兄さんは呟いた。
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作者名:拳銃 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月12日 23時