2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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侑side




｢……はぁ｣



『なぁ、ほんまさっきからなんやねん！！ため息ばっかついて！！幸せにげんで！！？』





文化祭が無事に終わり、放課後になると各クラスは片付けを勧め、終えるといつものメンバーと帰るために待っとったらサムがずっとこれや

同じクラスの角名もなんだコイツみたいな顔しとるし。なんやなんかあったんか？





｢……おん｣



｢治何があったの？｣



『はーー、変なやつ』





はよ銀来てや〜、全然落ち着かへんやん、片割れが悩んでるんはまぁ違和感あるんやけど無理に聞いて喧嘩なんかしたら……

まだ近くにいるかもしれない北さんに見つかると説教されそうやねんけど






｢文化祭って……ええよな｣



『なんやまた飯繋がりか』



｢ちゃう…………んーまぁ……なんでもないで｣



『明らかにその顔あるやろ！？。なんなんええ事あったん？それとも悪いこと？』




悪いことなら聞きたいなァ、サムの弱み握れるし、人の幸せは聞きたないけどな。




｢オホホ……顔が完全に乙女で草｣



『乙女て』



｢あ、一ノ瀬｣



『！…Aやん〜！今か｢A！！｣サム！？』







角名の言葉に俺よりいち早く気づいやつが1名……それが俺の片割れであるサムは

Aを見つけた瞬間飛びついた


確かにこのふたりは仲ええけど……なんか兄弟みたいやな。ちなみにサムは弟側やと思う







｢なんや？今日用事ある言うてたやん｣




｢……その前にコンビニへ…｣




｢コンビニ！？俺も行く！行こ｣





らんらんと目を輝かせてAのサイドをちゃんとキープするサム……

にしてもコンビニて、こいつのことやから絶対文化祭で色んなもん食っとるはずやのにまだ食うんか

AもAでそない細い体の癖にめっちゃ食うな







｢あれは……治と一ノ瀬？相変わらず仲ええなぁ｣



｢あ、銀おつかれ｣



｢おつかれさん｣





角名と俺はあの二人には突っ込めずに居ると銀が来て、ひとまず学校を後にした






｢俺、もう突っ込むのは絶対嫌なんだけど…これだけは言わせてほしい｣




『ん？』




｢あれ……ほぼカップルLvなんじゃないの？｣




『……せやな………人の恋愛に否定するつもりないけど、最近のサムほんまよくわからんわ』






俺と角名はただただあの2人に首を傾げることしか出来んくて、銀は純粋に先輩後輩の関係やと思っとる



まぁええわ……考えてもしゃーないし

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