2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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『いつなん？』



｢え、来てくれるん！？｣



｢4日後や！！日曜日や！｣



｢来てくれるんやんな？な？｣




4日後か…テストまで今日合わせて6日やけど、こいつらほんま大丈夫か？まぁ条件を出そうか

いくら困ってる人を助ける言うても、先に忠告したことをせーへんのは話がちゃうしな





『僕、もうテスト勉強教えへんで』




｢｢｢｢え｣｣｣｣




『ちゃんと勉強するんやったらいくわ』




｢｢｢ちゃんとします｣｣｣





ほーん、言うたで、もう言質はとったからな？後で私に泣きついても絶対教えたらへんよ

ちゃんと勉強して分からん子にしか私は教えへんってもう決めたで、甘っちょろいんは嫌いや





『で？どこでやんの？』



｢えーとな……｣







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それから4日後





｢｢｢｢初めまして！！｣｣｣｣



｢｢｢｢初めまして！！｣｣｣｣





清楚でオシャレなカフェにて高校生同士の合コンが始まり乾杯をする同期と相手の女子達

まぁなんや、相手校はお嬢様が多いところやから綺麗なお嬢さんが沢山いる訳で、私の隣に座っとる男共は既に虜


目なんか完全にハートになっとるし…もっと警戒心を持てっちゅーねん…




『？』




まぁ私は元々人数合わせとしてきたし、私の恋愛対象は元々男や。やから好みな子なんて居らんし

何よりもやることないからジュースと出された料理だけ食うことにしたんやけど

相手の5人中1人だけ私みたいな奴がおった。まぁ雰囲気的には残りの4人より大人しい感じの子

言うたらあかんけど、空気的にあの子も人数合わせなんかな？っていう感じもした

服装も周りの女の子たちと比べてみたら華やかではない、でも落ち着いていて清楚な感じがする。

綺麗な子やなと思いつつ目の前にあった料理よりもケーキに食いつく私



しかも……見た目通りこのケーキめっちゃ美味い、お持ち帰りしたいんやけどっていうレベル





｢なぁ、一ノ瀬くん｣



『？』





1人で飯に執着していると、前の席の女の子に声をかけられ、それに続き周りの女の子も寄ってきた





｢ケーキ好きなん？もしかして甘党？｣


｢えー！可愛い〜！！私いっぱい食べる人すごく好きなんですよ〜！！｣

｢しかも可愛い顔してる〜♡好みかも♡｣


｢なんで彼氏居らんのがびっくりするんやけど〜！｣


｢私狙っちゃおうかなと思っとるんやけど〜！｣








……やから女にモテてもシャーない言うたやん…おじいちゃん

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