沖田さん、それ以上近づかないで下さい【沖田総悟】

沖田さんはからかい上手7 ページ38

｢まぁまぁ、そんな必死になるなってAちゃん。｣




｢私だってなりたくてなってる訳じゃありません！！｣




｢冗談だろ？本気にすんなよ｣




｢もう………銀時さんまで…｣




何？最近流行ってるの？“冗談だって”って後付けするの流行ってるの！？





(……からかわれてばっかり…………。)




｢むくれてんじゃねーよ。｣




な？と言いながらぷにぷにと頬を引っ張ってくる沖田さんの指を逆方向に思い切り曲げる。




｢……………折れた………｣




｢学習しねぇよな、沖田くんも。頬っぺた触りたくなる気持ちは分かるけど｣




｢…………………もうっ、……2人してからかうのもいい加減にして下さいっ！！｣





｢だってAさんおもしれーし。｣




沖田さんの回復力には流石に驚かされる。もう平気な顔して話してる。……イタズラ坊主か。




(………なんか、この中で私が1番年下みたいに見えるんだけど……。)





気のせいだろうか。




｢〜っ！沖田さん、お仕事は？｣




｢は？そんなモン知りやせん。｣




｢……はぁー。じ、じゃあ銀時さんは？｣




｢俺にはなから仕事なんてあると思うか。｣




｢…ですよね。｣

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