沖田さん、それ以上近づかないで下さい【沖田総悟】

沖田さん、お仕事は？3 ページ28

｢さっきの顔の方が、アンタにゃ似合いやすよ。｣




｢はっ！？………きゅ、急にそういうこと言ってくるの、や、辞めてくれません！？！？｣




不意打ちでそういう事を言ってくるから、私はいちいち対応についていけない……。





｢だって、可愛いから。｣




｢はァァァァ！？！？！？ちょ、は？…え、冗談でしょ？…………も、もうやめてくれません？…………ふ、ふ、不意打ちでそういう思ってもいないような…こ、こと言ってくるの…！！｣





｢冗談じゃねーよ。｣





｢……え？｣





いつになく真面目な顔で言ってくるので、尚更動揺する。と、同時に顔がバッと熱を帯びるのを感じる。










｢何つって。冗談でさァ。Aさん、まだまだ俺にゃ勝てねーな。｣





｢っ〜〜〜！！！！/////｣







またダメだった。…………いつも沖田さんって本当にズルい。





｢もうちょい流すことも覚えねーといけやせんよ｣






｢…！！う、うるさい！！！！｣






｢あ、今の顔は可愛いかも｣







｢もう沖田さんの言うことなんて信用しませんっ！！！！馬鹿！！阿呆！！｣






もう、沖田さんの言うことは、これから一生信用しないと心に決めた、今日の昼下がり。

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