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「─ぬらりひょん 無銭飲食 孫に叱られ─」
「正しくその通りだな」
「やかましいわ。
お前もじゃろうがなにワシだけになっとるんじゃ」
「─責任の 擦り付け合い 醜いな─」
「……なんかもう会話になってね？お前の」
「─うるせぇよ ああうるせぇよ うるせぇよ─」
「うるせぇしか言ってねぇな」
もはや俳句を楽しむというより五七五の音に当て嵌めて会話楽しんでいるだけだ
それに鴉天狗と牛鬼は困ったように笑っていた
「あれ、みんな何してんの？」
「おお、リクオ。
今のう、Aの面白俳句を聞いとった」
「面白俳句？」
「─クルクルと 勝手に回る この頭─」
「天パだもん姉ちゃん」
「─ストパーを かけてもきっと 数日間─」
「強情だもんね、姉ちゃんの天パ」
「─天パには 悪いやつは おらなんだ─」
「それは初耳かな」
「なんでリクオ普通に会話しとるんじゃ」
堪らずぬらりひょんがツッ込んだ
「─立ち上がろう 攘夷がJOY 改革だ─」
「どうしたどうした。突然出てきたぞ攘夷」
「もう疲れた」
「なんだよ！！」
ズルッとお父さんが滑った
「もうめっちゃ出したじゃん俳句！」
「俳句じゃねーよこれ！季語どこいったよ！」
「私は季語だ！！」
「意味わかんねーよ！！」
「うーん、まともなのないね」
今まで出したものを読んでそんなことを言い出すリクオ
真剣に考えたのにひどいな
「リクオにまで言われるぜお姉ちゃん」
「ぬうっ……─男尊女卑？ なめ腐ったら ぶっ殺す─」
「怖い怖い怖い！！！姉ちゃん怖い！！」
「マジでさぁ、この国の男尊女卑？
なんか最近平等ですよォ、とか言うけどさぁどこがァ？みたいな。
テロ起こすぞゴラ」
「妖怪でテロ起こしたら大変なことなるから！！
京都みたくなるから！！」
あー！まっくわからーん！とAは頭を抱えた
「─奴良組の 仕事をしたら 多分負け─」
「A様！負けではございませんぞ！！全く！！
というかしてくだされ！！」
「仕事はしたら負けだ！！断じて！！しない！！」
「びっくりするくらいの無駄な決意じゃのう……」
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江(プロフ) - Milkさん» コメントありがとうございます！好きと言っていただけて凄く嬉しいです！これからも愛読よろしくお願いします！！ (2020年5月8日 12時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
Milk - 初コメ失礼します！！本当に本当にこの小説すごく好きです…！！ (2020年5月4日 15時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 白狼龍さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月1日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ☆ねこ☆ねこ☆さん» コメありがとうございます！これからもハラハラドキドキしちゃってください！ (2020年5月1日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
白狼龍 - 面白かったです！ とても続きが気になります(*´∇｀*) (2020年4月26日 22時) (レス) id: b10076b070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年3月13日 16時
