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と、いうことで集まったのは事の発端三名は勿論ながら更におじいちゃん、鴉天狗、牛鬼(遊びに来てた)が来た
後から来た確かに三人とも長生きだけども
「牛鬼山篭りもういいのかい」
「A様、私は山篭りはしておりません」
「いやもう冬の時期だと雪凄くてほぼ山篭りじゃん」
捩眼山もやはりそこそこ高さのある山だ
故に雪が降るときはそれはそれはどっさり降り、これでもかと積もるのだ
本家に来れたということはこの前の雪は大方溶けたのだろう
「まぁ、とりまさっさとやろ。
テキトーに紙に書いて読めばいいよな」
「だな」
5分間の熟考タイム
そして出来た人から詠んでいく
「はい！出来た！」
「え、A早くね」
「おお、A様早いですな！」
「ではA様、どうぞ」
牛鬼に催促され、コホンとひとつわざとらしけ咳払いして詠む
「─柿あげる ざまぁみやがれ 渋柿だ─」
「ちょっと待てそれただの嫌がらせの俳句」
「俳句だからいいんだよ」
「オイィィィィ！！！」
初っ端から変な俳句をぶっぱなしたAに他の面々は顔を引きつらせる
「じゃあこの際私が考えたやつバンバン行ってみよーう」
「頼むからまともなのにしろよ？」
「─首無ィ 今すぐタピオカ 買ってこい─」
「Aお前俳句って分かってる？？
五七五の音に入れればいってわけじゃねーからな？」
「タピオカですね。ミルクティでよろしいですか？」
「はいよろしくー」
「首無戻ってこい！行かなくていいからな！！」
お父さんの制止に首無は困った顔をしたが、お父さんの説得あってそのまま残留
つーかお父さんのツッコミが追いついていない気がする
「「A様……」」
「おいコラ鴉天狗と牛鬼そんなアホを見る目でこっち見んな」
「今お前は確実にアホじゃろ」
「─おじいちゃん 冥土の土産に これどうぞ─」
おじいちゃんの前にさっき食べたミカンの皮を出す
「A━━━━━━━━！！！！」
「ブハッ！！今のはおもしれぇわ、アハハハッ」
「鯉伴笑うな！！」
「ミカンの皮が冥土の土産ッ」
「つーかまだ死なんわ！！」
鴉天狗と牛鬼、体ちょっと震えてんのわかってるからな
我慢してるのわかってるからな
「─焼け野原 違う間違い 豆電球─」
私は少し離れた所にいる木魚達磨(の頭)を見て詠んだ
「「「「ブフッ」」」」
勝った
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江(プロフ) - Milkさん» コメントありがとうございます！好きと言っていただけて凄く嬉しいです！これからも愛読よろしくお願いします！！ (2020年5月8日 12時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
Milk - 初コメ失礼します！！本当に本当にこの小説すごく好きです…！！ (2020年5月4日 15時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 白狼龍さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月1日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ☆ねこ☆ねこ☆さん» コメありがとうございます！これからもハラハラドキドキしちゃってください！ (2020年5月1日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
白狼龍 - 面白かったです！ とても続きが気になります(*´∇｀*) (2020年4月26日 22時) (レス) id: b10076b070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年3月13日 16時
