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美味しい状況についてkwsk ページ9

「ユイちゃん、」

『な、なんでしょうか』

探偵社に案内されて早10分
現在、太宰さんからの質問攻撃を受けています
どうも私です←

「君の好きな物は?」

『甘いものと、読書ですね』

あと、文ストです。とは云わないでおこう←
一寸云いそうになっちった、危ね((

「身長は?」

『153cmです。』

「好きな男性のタイプは?」

『少なくとも、心中心中云わない男性なら』

どなたでも、と云った瞬間に太宰さんがしょぼんとした。可愛い()

「では、君の座右の銘はなんだい?」

『座右の銘ですか??』

唐突に何を言い出すんだこのお方は←
変に構えて筋肉痛になったじゃないか!

『【人生は七転び六起き】…ですけど、それが何か??』

「は?七転び六起き?八起だろう?」

『七回転んでも、八回起きる。そんな事繰り返してたら疲れちゃうじゃないですか!だから、人生休み休みのんびり生きて、楽しもー!転んだままでもいいじゃない、という意味を込めてるんです』

お気楽に、脳天気に、笑顔を絶やさず
楽しく最期を迎えられたら幸せだよね!←

「只、ぐーたらしたいだけじゃないの?」

今迄お菓子を食べていた乱歩さんが核心を突いてきた

『悪く云えばそうですね』

にししっ、と笑ってみせると、その場の空気が
軽くなったような気がした

「じゃぁ、君の異能力の名前は《七転六起》にしよう!」

『え、そんな適当でいいんですか!?』

「細かい事は〜気にしな〜い」

ね?と語尾に♪が付きそうな程可愛く云われてしまった。可愛いけど!(語彙力)

「ところで、波良。」

『はい?』

「お前はこの先どうするつもりだ」

この先…って云うと、今後の事だよね
さっきは太宰さんが社員にするとか云ってたけど
私みたいな部外者が入っちゃ、不味いよねぇ…

『えっ…と、取り敢えずその辺をブラブラしてみます。それでいい感じの職場が見つかれb「え?ユイちゃんはもう入社したも同然だよ?」……はい?』

はい??(2回目)

「ユイちゃんは嫌かい?探偵社に入社するのは」

『嫌……じゃないですけど』

寧ろ入りたいけどね?足でまといじゃない?
異能力も目覚めたばっかだしさ、大丈夫?かな?

「じゃ決まり。社長にはもう伝えてあるから」

「おまっ…いつの間にそんな事まで!!」

一言云えと何時も云っているだろうが!!と怒鳴り散らす国木田さんを無視して[完全自 殺読本]を読み始めた太宰さん

……と云う事で、なんやかんや私は武装探偵社に入社致しました。(無理矢理)

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作者名:つなぴ。 | 作者ホームページ:(^^)  
作成日時:2016年8月1日 23時

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