｢文スト｣皆に依存される一般人

34話目 ページ36

貴女side


ﾊﾟﾁｯ


『あれ、あたし何してたんだっけ』



中島「A！」



『敦？あれここ…寮？』



中島「急に倒れたっていうからびっくりしたよ」



倒れた？あたしが？


何処でだろ…全部思い出せない


てゆーか頭がズキズキするし…



『なんか迷惑かけたみたいでごめんねー』



中島「そんな事気にしないでよ…僕お水持ってくるね」



『うん、ありがとう』



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中島side


中島「A！だ、太宰さん」



太宰「敦君落ち着き給え」



中島「ｯ…A」




坂口「太宰君来ていただきありがとうございます
とりあえずこの薬を…」




太宰「嗚呼」




太宰さんの知り合いらしき人が謎の薬を渡した



中島「なんですか？それ」




太宰「これは記憶操作の薬だよ」




記憶操作？


中島「まさかそんなものAに飲ませるんじゃ…」




太宰「ピンポーン」




中島「何考えてるんですか！
なんでAにそんな事を」



太宰「この子はねもしかすると君より酷い日々を昔していたのさ、だからねこれがないと今の彼女はココにはいないのだよ敦君」




わからない、太宰さんは一体何を言ってるんだ？
僕の知らないAを太宰さんは知っている

けれどそれを話そうとしないのは何故だ
僕には教えなくていいとでも思っているんだろうか


とりあえず今はAの事が最優先だ…
こんな事悩んでる暇なんてない



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中島「…はぁ…って、アチチっ！」




『大丈夫ー？』ﾁﾗｯ




中島「うわぁ！！び、びっくりしたぁ！
安静にしてなきゃ駄目だよA！ほら布団入って、」



『うぃーっす』




Aから離してくれるのを待つしかないかぁ

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