ヒロイン-23- ページ25
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「うっわ...」
着替えの中に入っていた薄いパーカーはなんか長くて猫耳が着いてた。
..........誰の趣味だおい。
しかもさ!?今着てるのワンピースに短パンだかな!?ワンピ薄いからこれないと湯冷めしそうでさ...。
取り合えず研磨に着せに行こう。←
濡れた髪をバナナクリップをして出る。
実際マジで着せたいのは捺なんだけど絶対拒否る。
「あれ、A?」
「ナイスタイミングだなヒナ烏くん」
地味にね日向にも着せたいと思ってたのよ。あわよくば研磨と日向のツーショットを。←
「っ!!上着着てください!!」
「取り合えずこれきて」
顔を真っ赤にしている日向にこれを着せる。ヤバイ。ちょー可愛い。
「ちょっ、何連写してんの!?」
フードも被せてスマホで写真を撮る。...これ待ち受けにしよ。←
「わー、なにやってるの日向」
「す、菅原先輩!と、...」
「げえぇ......」
声をかけてきたのは菅原先輩って言う人とその後ろから及川先輩、トサカ主将、研磨、捺、見知らぬ人たちがいた。
「思いっきり兄貴の趣味だわ」
不意にしかめっ面をした捺が口を開いた。
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作者名:雛月 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月27日 23時