ヒロイン-22- ページ24
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「相川さん。お風呂行こう?」
「あ、はい!!」
清水先輩に声をかけられた。清水先輩の後ろには谷地さんと白川ちゃんがいた。
私は着替えと書かれた袋をとり銭湯の方に行く。服が気になる。
「あ、そうだ。清水先輩、谷地さん、私の事はAでいいよ」
「私も潔子でいいわよ」
「わ、わたしも仁花でいいですよっ!!!」
「あ、あの...私、も......」
「良いよ」
相川はまだしっくりこないからさ。それに名前呼びの方がなれてる。
「ね、ねぇ!!」
「何?」
いきなり白川ちゃんに話しかけられた。足が痛いからすこし浸かってでようと思う。
「あ、天宮くんのことどう思って......」
「捺?捺はね......なんだ?んーなんとも思ってないね」
「え......」
「強いて言うなら弟?」
そう笑いながら言って銭湯を出る。言っとくけど弟なんて思ってないよ。
ウケるよね。隣男湯だから聞こえてると思うよ。←
【そのころの男湯】
「ぶっ...弟...!!」
「ドンマイ笑」
「あいつふざけんなよ」
及川と黒尾などが爆笑していて捺はキレていた。←
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作者名:雛月 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月27日 23時