fighting ページ42
「・・・だめかい？」
「駄目だ。貴様があの未知の生物に興味があるのは一目瞭然だ。だが、今日は体調が良くないだろう」
今日の会長さまは体調を崩されているのは、わたくしたちにもすぐにわかりました。
慣れない学校暮らしに、本人の意図しないところで体に疲労が溜まっていたのでしょう。
ご自分の体のことは、ご自身が一番わかっているでしょうに、それでなお外に出ようとするとは、自滅するだけです。
肩を落とす会長さまに、副会長さまの口から出てきたのはいつものお小言・・・ではなく、心の底から会長さまの身を案じる声色。
「貴様は目を離したすきにぽっくり逝ってしまいそうで、油断も隙もない。ああ・・・度し難い奴だ」
誰よりも会長さまを支え、右腕として活躍してきた副会長さまが鉄面皮を崩してそうおっしゃっては、会長さまは大人しく引き下がるしかありません。
残念そうにしながらも、会長さまは話を再開させました。
「僕ももう少し自重するべきだったね。ここしばらく新鮮な体験ばかりで、高ぶってしまっていたみたいだ。さて、それじゃあ本題に戻そうか」
「ふふふ、NOFAのことが知りたいのなら、元気な時に出直しましょうか！その時は私も右手の人も護衛につきましょう♪」
「敬人も運動は得意じゃないんだけどね。渉には、僕たち2人を守ってもらおう」
もともと体が弱いですから、体調の良し悪し関係なく行かせませんけどね。
首魁にはそう簡単に危険な道を歩ませられません。
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純(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 普段穏やかな人ほど、怒ると怖いですから。 (2017年11月20日 18時) (
レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 純さん» きっと真顔…普段は笑みを絶やさないから絶対に怖いよ (2017年11月20日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 弓弦さんはともかく、皇帝さんのガチギレする状況がわからないですね (2017年11月20日 17時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 純さん» 恐ろしっw (2017年11月20日 12時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 怒ってる間ずっと笑顔だろうな・・・ (2017年11月20日 12時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純 | 作成日時：2017年11月17日 20時
