失わないように※真名バレ注意※ ページ23
新宿のアサシンの真名バレ注意!
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燕青「よー、マスター!」
立香「あっ。やっほー、燕青!」
レイシフトの予定も特に無くてカルデアを散歩していた時、少し離れた位置から燕青が手を振ってきた。
同じように振り返すと、彼は嬉しそうに駆け寄ってくる。
燕青「こんな所で何してたんだ?」
立香「今日はレイシフトの予定も無いし、のんびり散歩!燕青は?」
燕青「おっ、奇遇だねぇ。
俺も丁度暇でふらついてたんだ。」
からからと笑った燕青は、ふと真面目そうな表情になると「ところで…」と呟いて俺の顔を覗き込む。
燕青「マスター、今眠たいだろ。」
立香「えっ。」
燕青「散歩も良いが、疲れてる時はしっかり休まねぇと……っつーわけで、マスターの部屋行こっか〜。」
立香「でも、俺まだ動けるよ?」
燕青「……マスター?
お姫様だっこで運ばれるのと自分の足で行くのと……どっちが良い?」
立香「………………………自分で行きます…」
お姫様だっこは流石に恥ずかしいので諦めてそう言うと、燕青は満足そうに頷いて歩き出した。
燕青「あ、でももし限界だったらすぐに言ってくれよ?
マスターが倒れたら大変だからな!」
立香「ありがとう、燕青。」
そんなこんなで部屋に辿り着くと、燕青はいそいそと俺をベッドまで引っ張り横たわらせる。
その後、「ちょ〜っとだけ待っててくれな」と言って部屋を出ていき、数分も経たない内に燕青は布団を抱えて戻ってきた。
立香「わざわざ取りに行ってくれたの?」
燕青「今は冷えるからな〜。
流石にこれだけじゃ寒いだろ?」
燕青はそう言って笑みを浮かべ、そっと俺に毛布を被せてくれる。
………あ、洗剤の良い香りがする。
だんだんウトウトし始めた俺の側に腰掛け、ポンポンとリズムよく叩く。
それが更に拍車をかけ、俺の意識はどんどん遠くなる。
燕青「お休み、マスター。
……………………」
最後に燕青が何か呟いた気がしたけど、眠気に負けた俺はそのまま目を閉じて眠りについた。
燕青「……さぁ〜て、と。
俺らのマスターを追い出そうとしてる奴等はどうしてやろうかねぇ…」
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こし餡の信者 - わんさん» 勿論ありますよ! (2020年4月21日 15時) (レス) id: bfa5138b88 (このIDを非表示/違反報告)
わん - これは参がある感じですか? (2020年4月21日 2時) (レス) id: 8dc334f6e1 (このIDを非表示/違反報告)
こし餡の信者 - レインさん» 返信が遅くなり大変申し訳ありません!一気読みしていただけて嬉しいです^^ 中々更新が出来ずにいますが、完結はさせるのでお待ちいただければ幸いです! (2020年4月9日 23時) (レス) id: bfa5138b88 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 最近一気読みしたものです。コロナウイルスなどで大変だとは思いますが、更新頑張って下さい!応援しています! (2020年4月2日 22時) (レス) id: d7281daec0 (このIDを非表示/違反報告)
こし餡の信者 - レイさん» ありがとうございます!そう言っていただけると作者冥利に尽きます!更新もボチボチ頑張らせていただきますね! (2019年12月4日 23時) (レス) id: bfa5138b88 (このIDを非表示/違反報告)
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