天才チート達と愉快な仲間たち3 【HQ】

足りない、潰せない ページ21

*


夜。


−合宿所 獅童学院の部屋−


木兎「よし、全員揃ったな？これからミーティングとこれからの動きについて話し合う」

菅原「先ず信介と及川。どうだった」

北「神崎は園田とずっと同じ学校やったみたいやで。高校だけちゃうのは園田の学力が足れへんかったさかい。今回だけちゃうくてずっと神崎をつこてきたらしいなぁ」

及川「そうそう。園田の父親は東京で会社を展開してるけど園田だけは何故かずっと神崎家に居候してるみたい。あ、神崎家は本家が宮城ね」

瀬見「じゃあ今回が初犯な訳じゃ無いんだな。園田フーズって前々から横領してるって話出てるな」

A「何度か経営難に陥ってるよね」

木兎「てか及川青城内で大丈夫か？」

A「及川ごめん」

及川「んー別に皆俺が園田襲ってないって事は知ってるしアレは作戦だって事は知ってるから大丈夫だよ。呼び捨て辞めようか？」

国見「女好きの及川さんが園田呼びしてるよぉ、成長したねぇ」

侑「成長したなぁ」

北「お前ら静かにせえ」

国見「ｳｨｯｽ」

侑「ｳｨｯｽ」

及川「皆表向きは敵視してるけどLINEじゃ荒ぶりまくりだよ〜」

木兎「そうか、なら大丈夫だな」

A「そうそう。これからの事さ、希愛には悪いけど…もう一度利用させてもらうね」

五色「それは良くないと思う。神崎にとって彼奴はもうトラウマの元凶だし」

影山「でもさ、自分でちゃんとケリつけた方が良くない？」

国見「それなーまぁ神崎が引き受けるかによるけど」

木兎「分かった。あ、そう言えば英、あれは」

国見「もっちろん☆ちゃんとバックアップ取っといたよ！」

瀬見「だと思うんだけどな」

及川「まぁネットの情報もあるし大丈夫だよ」

影山「珍しくまともですね！」

及川「珍しくって何？！」

菅原「でもあともうひとつ、確かな証拠欲しいなぁ」

瀬見「決定打に欠けるよな」

国見「…」


*

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