愛は世界を救わない【水宮 怜美】

名前:水宮 怜美

年齢:18

性別:女

所属:ピース・ラビング
青のスケープゴート

身長:159cm/45kg

容姿:


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腰まである長い黒髪に、紺色の瞳を持っている。目は一般よりも少し細めでたれ目。髪が何よりの自慢で、常に丁寧に手入れしている。肌はまっ白で華奢な体つき。スタイルはいい方。

服装:
寒色のロングワンピースを着用している。デザインは様々だが、膝より短い丈のものは着ない。素材は柔らかいものが好みなよう。
くつはヒール。普段はハイヒールだが時々ピンヒールも履く様子。
花のコサージュがついたレース地の飾りを常に身に付けている。そのため半袖が多く、温度調節ができているところにしか居ない。

性格:
常に無表情で、他人に感情を晒さない絶対零度。近寄りがたい雰囲気があり気位も高い。他人に対しても対応が冷たく、興味を示さない。人付き合いも悪く、陰口を言われるなんて常日頃なのだが彼女は『言いたければ言わせておけば良い』とのこと。しかし社交は得意なようで、やらせればなんなく乗り切る。笑顔の仮面をつけるのは得意なようで。怒りだすと止まらなくなる節があり、一方的に言いたいことを言うと謝るまで口をきいてくれない。
また、『友人』として認められると対応は一変。とても優しく気さくで、どんな相談でも乗ってくれる。友人のことを何より大切にしていて、最優先事項は『友人』。


話し方
一人称:私
二人称:あなた、○○さん(親しくなると呼び捨て)

「……こんにちは、私は水宮 怜美。どうぞよろしくお願いします！」

「………………近寄らないで。本読んでるの。紅茶飲んでるの。あなたのせいで時間の質が落ちるから。」

「別にいいわよ。……まぁ18だけど、仕方ないでしょ、選ばれたんだから。私一つの命が大勢より価値があるなんて思ってないわ。」

「……あのねぇ、あなたさっきから本当のこと本当のことって、何？本当のことを言うのが絶対に素晴らしいことだとでも思ってるの？？相手のことを考えてみたら？言うべきことが真実じゃないときだってあるのよ？わかってる？？」

「○○、良いんだよ、泣いていいんだから。ほら、私で良ければいつでも聞くから！相談して……ね？」

「こんなことにならなければ……今もみんなと笑っているはずだったのに…、私とみんなの繋がり、この時計だけ。この時計が同じ時刻を刻んでるってだけ。お父さんもお母さんも私のこと尊重しないで、やっと見つけた大切な人たちだったのに。私だけ…私だけこんなに早く逝かなきゃいけない……。一体何年待てばあの子たちと再会できるのかな…。」

過去:一般的な家庭より少し裕福な日本人の両親の間に産まれる。出身は東京都品川区。生まれた病院は千代田区にある。
しかし両親は自分の言うことを絶対に聞かせないと気がすまず、理不尽な理由で叩かれたり蹴られたり、何かを制限されたりは当たり前だった。そのため、幼い頃から両親をひどく嫌っていた。しかし小・中学校、高等学校を進むにつれて大切な友達ができたようで、彼女たちとののことを最優先に考えて動くようになっていく。
自身がスケープゴートになった後、その6人の友人たちには『転校』だと伝えて別れた。勿論友人たちは知っているが、怜美のためを思って何も言わずに笑顔で見送った。そのとき、それぞれ違う色の懐中時計を渡している。怜美の分の時計の色は銀に淡い青であった。彼女たちと別れてすぐ、寄り道をすることもなく大切なものが詰まったバッグ一つを持ってピース・ラビングへ自首をした。

怜美の要望と言うのは、日常の衣食住と自分の好きなものに不自由させないことに加えて、自身の存在をこの世に存在しなかったものにすること。弔いはしてもらいたいが、お墓の場所は誰にも言ってはならないという。
しかし、別れ際に懐中時計を渡した6人の意向に限り、自分の要望の一切を覆す権利を譲渡している。
(覆すことができる要望は、お墓の場所を誰にも言わないことと、自分の存在をこの世から消し去ること)


その他:
立ち居振舞いは非常に上品。名門も貴婦人と言っても通せる。これが自分にとって一番楽な対応のようで、作っているわけではない。元気に動くことが無いので、これはこれで身体中に残る傷や痣をみられないようにするために役立っている様子。
運動は中の下。なので戦うなんてことはできない。勉強は国語と社会、英語は得意。とても教養がある。しかし数学と理科が絶望的ならしく、学校にいた頃は日々頭を抱えていた。しかし最近は、特に科学に関して猛勉強している様子。
毎夜のごとに一人で泣いている。しかし本人は必死で隠しているため、知っている人は極僅か。

関係:
ロタス 未定

交流、キャラ使用について
・組みたい関係(あれば)
なんでも大歓迎です

・組めない関係、地雷
特になし

・他作者による作品への登場
イラスト:使用は自由。特に報告は要りません。ご報告くだされば絶対に見に行きます。

小説:上に同じ

その他備考欄:特になし。

・他作者による、このキャラを主役にした創作:許可。口調や対応等でわからないことがございましたらお気軽にお聞きください。


・その他備考:特になし


【Q&A】
・この組織に所属した理由は何ですか？
「……死後にお願いしたいことがあったからよ。」

・これまでの出来事で一番心に残っていること、自分の人格形成に影響を与えたものはなんですか？
「なにかしら、友達に救われたことだと思うけれど。人格形成……一つは両親、一つは友人。」

・好きな物や嫌いな物はありますか？
「この世で一番好きなのは美しいもの。それから本と紅茶と友達とバレエとラズベリーと弓道とヴィオラと………その他諸々。一番嫌いなのはカミサマと両親、以上。」

・何か一つ願いが叶うならどうしますか？
「う〜ん、一秒でも長く友達と笑ってたいかしら……」

・もし自分がスケープゴートになったらどうしますか？ 現在スケープゴートの方は、どうして現在の行動に出たのですか？
「生きたいけど…私が生きたせいで大切な人が死んだりしたら耐えられない、だから。」

・もし自分の大切な人がスケープゴートになったらどうしますか？ 現状そうなっている方は、どうして現在の行動をとりましたか？
「少しでも自分を有効に活用するためよ。」

・カミサマに何か言いたいことは？
「自分で創ったものの理解もないヤツがカミサマなんて、世も末ね。」

・ありがとうございました。それでは、最後に何か一言どうぞ。
「喉乾いたから紅茶持ってきて。あぁ、淹れてってことじゃなくて道具だけ。お願いね。」