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雨が降る




雨が、



雨が、



降る。






雨が私を苛む。




貴方は誰なの、





私の誰なの。





水音と、声と。







もう、想いだせないや。



…・企画本家様へはこちらからどうぞ・…
【百合募集企画】最期に少女は何を思う【募集中】

(文字数制限の関係上、過去や関係、好きなものなどについては後ほど別に用意させていただきます。関係についてのお話はいつでも大歓迎です!!)
【名前】アヴェール・エリゲネイア・オリエンス


【性別】女性


【年齢】恐らく19歳から少し上程度ではないかとされているが、実際はもう少し上の様子。しかし、本人曰く「忘れっぽいせいか覚えていない」のだとか。


【変身前の容姿】緩やかなウェーブがかかり、陽の光が当たると青緑色や鴨の羽色に似た美しい色に見える黒青色や青漆色に近い、北国の青黒い海のような、或いは宝石のコーネルピンのような不思議な色をした太もも迄ある長く豊かな髪と、大粒のクンツァイトのようなライラックピンクの瞳を持ち、雪のように白くきめ細やかな肌をしている。ブグローやカバネルの描いた『ヴィーナスの誕生』に登場するヴィーナスのような、或いはアルフォンス・マリア・ミュシャの描いた『黄道十二宮』に描かれた女性や、同じくミュシャ作の『連作【四季】(1896)』の「夏」や「秋」に登場する女性達のような、現代で「理想(所謂モデル体型)」とされる体型にくらべるとややふくよかとされる体型の、優しげな雰囲気を持った生き生きとした美貌の美少女。身長は165センチと女性にしてはやや高身長な区分に入り、出るべきところはかなりしっかりハッキリと出ている。

しかし、ややぽっちゃり気味なためか骨格の構造上のためかは不明(恐らく後者の可能性が高い)だがくびれがあまり無いことを気にしており、年齢の割にかなり豊かな胸や白くきめ細やかな肌は同じ女性からすれば非常に羨ましいものであるが、容姿の、特に本人曰く「沼のような色」の髪と体型に関しての自己評価はかなり低い。ツリ目気味である為か無表情や真剣な顔、考え込んでいる顔になるとキツイ印象が目立つようになるが、普段はその優雅で穏やかな微笑みや雰囲気がそれを中和し、高貴さや気品をしっかりと残しつつ程よく軟化させている。

日常からドレスを好んで着用しており、普段は白い綿モスリン製のラウンド・ガウンを着ている。ちなみにラウンド・ガウンとはウエストラインが胸まで上昇し、身頃(胴の部分)とスカート部が一続きになった形式のドレスのことである。裾を中心に金糸によって精緻かつ絢爛な植物模様が刺繍されており、衿ぐりは繊細優美なレース飾りによって装飾されている。トレーンはあまり長くはないものの、前身頃にシャーリングが施されているため彼女が動いて裾がふわりと小さく翻ると刺繍に用いられている金糸の仄かな輝きと相まって、その姿は遠目から見ても近くから見ても優雅の一言に尽きる。どうやらこのドレスはお気に入りの一着らしく、褒められると非常に嬉しそうな反応をする為彼女と仲良くなりたい場合はこのドレスのことを話のきっかけにしては如何だろうか。

このドレスを着ている際には太ももまである緩やかに波打つ艶やかな長髪を長い三つ編みにし、毛先を琥珀のビーズが通された革製の組紐で纏め、編み込みにした三つ編みの付け根の部分には魔法道具でもある「あの人」から贈られたのだというサンカヨウと水蓮の花を模した飾りのついた金色のマジェステや、植物モチーフの真珠や宝石で装飾された金色のヘッドドレスを着けていることが多い。三つ編みのままのことが多いものの、ドレスによってはポニーテールやシニヨンにしたり、ギブソンタックや夜会巻き風にしたりとバリエーションは豊富なよう。しかし毛量や長さの関係から普通の方法では余剰ができ、ハーフアップのような状態になりがちである。このドレスの他にも、1880年頃に流行した細身で重心が下がっているタイプのバッスルスタイルのドレスや、1770年代に流行したローブ・ア・ラングレーズや、ローブ・ア・ラ・ポロネーゼ等のドレスを着ている。何故ドレスを好んで着ているのかは不明だが、どうやら彼女の根底に刻み込まれた過去が関係している模様。


【変身後の容姿】髪の色や長さ、身長の高さなど以外は変身前とさほど変わらないものの、優雅かつ品のある落ち着いた穏やかな気配はそのままに、体つきに女性らしさが増し増した、たおやかな女性の姿に変わっている。脹ら脛まで伸びている緩やかに波打つ豊かで艶やかな臙脂色の美しい髪の一束を前述したマジェステで纏め、ハーフアップのような状態にしている。光の当たる角度によってコーネルピンやパライバトルマリンのようにも、ブルートルマリンやグランディディエライトのようにも見える不思議な青緑色の瞳を持ち、雪のように白く、しかし血の温かさが感じられたきめ細やかな肌は仄かに青みを帯びている。

変身前が優しげな雰囲気を持った生き生きとした美貌を持った美少女ならば、変身後はジョン・ウィリアム・ウォーターハウスが1894年に、アーサー・ヒューズが1863年に、そしてジョン・エヴァレット・ミレーが1852年に製作した『オフィーリア』に登場するオフィーリアや、エドワード・ロバート・ヒューズの描いた『ヴァルキリーの不寝番』に描かれたヴァルキリーのような、物憂げな表情を浮かべ静謐な「死の空気」を漂わせた美女である。

身長は165センチから175センチへと大きく伸び、女性の中ではかなり高身長な区分に入っており、変身前もかなり豊かだった双丘は殊更豊かになっている。くびれがあまり無いことをあれほど気にしていたものの、この姿になるとあまりそういったことを気にすることは無くなっている様子。頬の桜色は薄れ、肌はうっすらと青みを帯びた白に変わっているものの、唇だけがまるで陶磁器の上に柘榴の汁がひとしずく垂らされたかのような仄かな紅みがある様は異様で、言い知れぬ色気が漂っており、青緑の瞳を縁取る長い睫毛の影も相まって未亡人のようなややほの昏い雰囲気を纏っている。

戦闘時はホルターネックでオフショルダーのロングドレスにケープを合わせたような、どこか人魚を思わせるドレスを着用しており、ハイヒール(7センチ)ロングブーツを履いている。紅い長髪はポニーテールか、もしくは丁寧に結い上げられてシニヨンヘアーになっており、側頭部の髪は編み込みにされている。髪には魔法道具であるマジェステを挿しており、魔法を使用する際にはそこから水音と共に男性の歌声が聞こえてくる。このマジェステにも彼女の過去が関係している様子。


【使用モチーフ】戦車(クアドリガやチャリオットなど)×水


【性格】静謐の極みのような性格をしていると周囲の人間には語られることが多い。彼女の性質は諦観と達観の下、流転して行く運命の環を静かに見詰める、穏和で気紛れな傍観者である。物事に対して基本的には受け身であり、悪いことはしないが自らすすんで何か善いことをするわけでもない。だが、決して人畜無害であるという訳ではなく、他者に対して嬉嬉として危害を加えたり、たとえ仲の良い者であっても"使えない"と判断した場合は平然と毒づくことがある。その上、それらの行為を悪びれる様子もない。しかし基本的には誰にも害を為さず、されど誰にも救いも与えず、あらゆる誘惑に一切靡かず、あらゆるに動じず、座して全てを静かに見守るだけであるため有害とも言い切れない。恋人以外の全ての存在は平等に、均等に愛するが、全てに対してさほど興味を抱いていないだけであるとも言える。

理由のない暴力や快感を得るための殺傷を嫌う、歳の割にかなり落ち着いた性格。だが、理由さえあれば他者どころか己をも害することを厭わない、ある意味理論的な冷徹・冷酷な性格であるとも言えよう。無用な争いや対立を好まず中立中庸であることを好むとされている…が、これらはあくまでも戦うと己側にも一定の損害が出るためであり、損害が無い、或いは少ない場合は躊躇無く対象を殲滅しにかかかる。怒りの沸点が常人の数十倍以上あるのではとされているほど滅多に怒らない。

普段はやや引っ込み思案なところがあるのか全体的に控えめであまり自己主張の強い言動や行動をすることは無い。だが、だからといって気弱で自分の意思が無いというわけではなく、一本真っ直ぐな芯が通っており、腹芸をこなす程度には強かさもある。どんな状況に陥っても平然としている胆力の持ち主で、幼少期の頃から苦難の連続だったためか精神的にかなり早熟しており、孤独や不安に苛まれても気丈に振る舞っている。慎み深く、丁寧かつ細やかな気遣いのできる気配り上手なたおやかな女性。


【魔法】水を武器に変える魔法
四頭立ての戦車(クアドリガ)を呼び出し、それに乗ってフィールドを縦横無尽に駆け回り、相手を轢き潰す魔法であると勘違いされているが、実際は周囲の水で戦車や槍など武器を生成したりして戦う、というもので、爆弾や機関銃、地雷や装甲戦闘車両など、専門家やそれらに精通した人間しか覚えきれないような造りが複雑な現代・近代兵器を作り出すことは不可能だが、槍や弓、チャリオットやクアドリガなどといった造りが簡素なものや前時代的なもの、或いは設計図などが書籍に掲載されているようなものは一部を除き作り出すことが可能。

ただし、周囲に一定量の水(最低限で100mlから200ml程度と推察される)がなければナイフの1本すら作り出すことができない上に、武器を生成する場合は水が液体状態の時のみしか使用出来ず、水が氷などの固体になってしまったりすると操る事が出来ない。水を武器に変える際水が最低限度の量にすら足りていない場合、彼女の周囲に集められた水は一度小さな球状の水の塊になるものの、数秒でそれは爆発し、霧になってしまう。空気中にある水分も操ること自体は可能だが、よほど湿度が高くなければ武器を作ることは出来ない。そのため常に、一つで槍一本ならば容易に作れる程度(つまりは最低限度)の量の水が入った小瓶を幾つか携帯しており、バッスルドレスの場合はバッスルの枠の内側、ローブ・ア・ラングレーズ等の場合はガーターストッキングのベルトの部分にホルスターを装着して仕舞っている。


【魔法道具】サンカヨウと水蓮の花を模した飾りのついた金色のマジェステ


【魔法武器】やや柄の長いパゴダ傘
普段は魔法を使用して武器を作るため出番は殆ど無いが、水がほとんど無い環境での戦闘の場合はこれを主武器にして戦う。通常のものよりも柄が長く、魔法少女であるからこそ扱えるとてつもない重量と、それに見合うえげつない硬度を備えた複数の鋼鋼材を骨として使用した傘の形状をした鈍器のようなもの。それの上に彼女の魔法を用いて傘っぽく装飾をしているだけであり、危機的状況に陥った場合はこの魔法を解除し水を補給することが可能。彼女をこれを軽々振り回し、サバットを基に足技を主体とした独自の格闘術で攻撃をしてくる。


【その他】
あだ名はアヴィー、エヴィー、イヴなど。特に親しい者にはなぜか「エマ」と呼ばせたがるが、何故かは分からない。

何時いかなる時も優雅な物腰を決して崩さず、その唇は常に人好きのする穏やかな余裕の笑みをたたえている。しかしながらその瞳に感情が写ることはなく、常に気持ちの悪いほどに凪いでいる。顔は笑顔なのに目は一切笑っていないという彼女の出で立ちは、鬼や魔物といったような異形に対して抱くものとはまた別の、異常性や恐怖を相手に感じさせる。


【セリフサンプル】
(わたくし)、アヴェール・エリゲネイア・オリエンスと言いますの。貴女、新入りさんかしら?…あら、そうでしたの…それは大変でしたわね。私に何かお手伝い出来ることがあれば言いなさいな、出来る限り協力しますわ。」

「あら、ごめんなさい。怪我は無いかしら?私、ひとつの事に集中すると周りが見えなくなってしまうようなの、あの子にも言われてしまったわ。ええと……誰だったかしら。」

「嫌だわ、アヴィーって呼んでって言ったのに。私、貴女のこともあだ名で呼びたいの。だから貴女も私のことをあだ名でお呼びなさい、良いわね。…返事は?…まぁいいでしょう、特別に及第点をあげますわ。」


【地雷】事後報告でも構いませんので、使用の際は必ず私に一言お声かけください。キャラの改悪等をしない程度でしたら死ネタ、裏切り、アンチ等の要素のある派生作品での使用を基本的には禁止致しませんが、必ず私に一言お願い致します。フラグが立つ作品(18r作品、18rG作品)への登場の場合につきましては要相談です。


【関係】


【製作者名】ねこうさぎ

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作者名:ねこうさぎ | 作成日時:2020年9月22日 0時

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