【企画用テンプレ】マリスデザイア社社員履歴書で作成

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:754 hit

こちらはマリスデザイア社入社希望者用の履歴書テンプレートとなります。関係者以外の使用はご遠慮ください。

弊社についての情報はこちらから。

素敵な企画に参加させていただきます。
長くなって申し訳ありません……。

【名前】比諸木　白露（ひもろぎ　はくろ）

【性別】男

【年齢】24歳

【階級】社員

【所属部署】商品開発部

【容姿】

イメージ画像。自作です……。

完全な人間。暗めの茶髪のショート。前髪を軽く左に分けている。つり目。虹彩は赤茶。身長は175㎝。体型は普通。製図などの作業の際はワイシャツにスラックス、それ以外の場面ではスリーピーススーツ。

【性格】
穏やかで人当たりが良い。他者の価値観や思想に寛容。ただ相手の全てを理解し認めているというわけではなく、あくまで他所は他所、うちはうちの線引きがサッパリしているだけ。良くも悪くも他者に執着しない。

誰に対しても平等に礼儀正しく丁寧。ただ困っている者がいても相手や周りから何か言われた場合や、助けなければ自分の不利益となる場合を除き無関心。外ヅラは良いが心優しくはない。どちらかというと冷たい。

精神が図太く冷静で、頭の回転もそれなりに速い。大体の状況にはすぐ適応できる。真面目で計画性や判断力もあり、実際それなりに有能ではあるのだが、時折無自覚の内に自分中心に物事を進めようとしたり、タガが外れると衝動的な行動に走ったりしてしまうのが玉に瑕か。柔らかな振る舞いや口調で緩和され目立たなくなってはいるものの、結構な自信家である。

滅多な事が無い限り他者の前では優しげな微笑みを絶やさない。故に考えが読みにくい。だが狼狽や怒り等は感じても普段は意図して表に出さないようコントロールしているだけで、感情そのものが欠落しているわけではない。本格的に追い詰められたり強大な未知のものを目の当たりにしたりすれば普通に取り乱す。

雰囲気の底知れなさに反して、素は一部の倫理観や楽しいと感じる物事の基準がズレている以外は案外普通の人間なので安心してほしい。
感情を抑え好青年然とした振る舞いをするのは腹黒や猫被り、強がり……というわけではなく、本人なりの周りへの礼儀や敬意の表現のつもりらしい。

【保有資格】
なし

【遍歴・入社の動機】

地球生まれ地球育ちの一般人類。国籍は日本。建築家の父とデザイナーの母を持つ。両親共に優秀で、世界規模で見てもそこそこ有名な人。
そんな父を持ったお陰か白露自信も幼少期から建築に興味があった。それに加え、父の教育方針で娯楽の制限が厳しく、本くらいしか娯楽がなかったため推理小説ばかり読んでいた。中でも所謂館モノが好きで、「いつかこんな不思議な建物を建ててみたい」などという夢を抱いていた。

そんな感じで中学にあがったある日、一本の映画に出会う。なんてことのない、中学生男子が内輪の度胸試しにノリで観そうな海外製のスプラッター映画。謎の施設に閉じ込められた男女が課題を課せられ、失敗して残酷に死んでいく。よくあるデスゲームものの映画。
しかし文章と想像だけの世界で生きていた白露にとってはこの上なく刺激的で魅力的なものだった。

その日以来、両親の目を盗んでそういった類の映画を観漁るように。建築も独学で熱心に学ぶようになり、製図の真似事をして変な施設の設計図を描いて遊び始める。
それ以外にもちょっとした奇行が目立ち始めるが、「年頃なんだろう」といった扱いで、周りが特別気にすることはなかった。

事件を起こしたのは高校1年性の秋。当時白露が思いを寄せていた同じ部活の先輩が、家庭の関係で引っ越しをすることになった。それを知った白露は、「怪我をさせて近所の病院に入院させれば、彼女の引っ越しは延期されるのでは」と考えた。なんとも浅はかで道徳もクソも無い考えだが、白露は思いついたその日に実行に移した。一人で下校する彼女の後をつけ、通学路の途中にあった階段から突き落としたのである。打ち所が悪かったのか、彼女はそのまま死んでしまった。スマートフォンで何枚か死体の写真を撮って立ち去った。
この件は事故として処理され、白露が逮捕されることはなかった。しかし輪をかけて様子がおかしくなっていた白露を疑った母が、白露のスマートフォンを盗み見て死体の写真を発見。これをきっかけに白露が映画を見ていたことやその他諸々の本性を両親が知ることに。

事件の真相発覚と白露の異常性を恐れた両親は、逃げるように引っ越しをし、白露も転校させた。白露自身も両親の反応によってはじめて自分の異常性を認識したため、どうすればよいのか分からず塞ぎ込んでしまい、転校先の高校は休みがちだった。

そして高校卒業後、今度は両親を殺害する。ふと奇抜な殺人トリックが思い浮かんで、両親の顔を見た途端それを実現したいという気持ちが芽生え、それからはもう夢中で殺した。思い浮かんだトリックには全く沿わず、ただひたすら包丁で二人を滅多刺しにした。

入社理由は単純に自分の好きなことができ、かつ能力を活かせる仕事はここにしかないと思ったから。
入社への経緯は、両親の死体をどうするか考えていたときいつかどこかで見たマリスデザイア社のことを思い出し、隠蔽代行を頼み、やってきた社員らの仕事ぶりを見て「この会社でなら自分も大丈夫なのかも」と希望を抱いたから。その社員らを経由して人事部への連絡の仕方を教えてもらい、そのまま無事に、という感じ。

現在入社五年目。入社当初は未知の人外や技術に慣れず事あるごとにビビり散らかしていた。現在はある程度慣れ大体平気になったものの、奇抜すぎる姿の新顔の人外や新技術を見ると普通にビビる。

【口調サンプル】

「マリスデザイア社商品開発部所属、比諸木白露です。出身は地球……種族は人間で、年は24です。少し覚えづらい名前かもしれませんが、お見知り置きいただけると嬉しいです。よろしくお願いします」

「はい、何でしょう？ああ、成る程。それは大変ですね。僕にできることならお手伝いしますよ」

「いえ、別に怒ってません。本当ですよ？ ……何でしょうね。こうやって雰囲気で怖がられてしまう事がよくあんですが……自分では原因が分からないので治せなくて」

「殺人装置の追加ですか。そうですね……吊り天井なんてどうでしょう？ほら、密室に閉じ込められて天井が徐々に下がってくるアレです。トゲを仕込んでおいたら画面も派手になりますし。それに何より、絶対に害をなさないと思い込んでいたものが突如牙を向いた時の人間の反応、あれは良いものですよ」

「そうですね……せっかく可愛らしいお嬢さんを使うのに、お顔をどうこうするのは個人的にはもったい気がしますね。ほら、可愛い女の子って頭の一部が欠けてても、それこそ生首でも可愛いじゃないですか。それを逆に滅茶苦茶にする趣も理解できなくはないですが」

「っうわ！？ ……ああ、すみません。貴女でしたか。いや、はい、ワープで急に目の前に出てこられると流石に……」

「っおっと……ごめんなさい。新人さんですね。はじめまして。失礼ですがご出身は……？ああ、なるほど、なるほど。ありがとうございます。いえ、お気になさらず……そちらの星の出の方とお会いしたのは初めてだったもので……」

「何度も同じところを刺すと、凄いですよ。穴が空いて、あれ見てると、この世の縁から、底なしの、地獄へ繋がる真っ暗な穴を覗いてるような気分になるんです」

【好きなもの/嫌いなもの】
変わった構造の建物、吊り天井、殺人トラップ、変わった殺人トリック/何もしない時間、意見を否定されること、急に驚かされること、自分の思い通りにならないこと

【特技】
設計、製図

【その他】
所謂デスゲームの会場のようなデストラップ系の仕掛け付きの建物や、館モノのミステリーによくあるような隠し部屋付きの建物等の、大量殺人に便利な施設及び変わった殺害装置単体の設計を行い、デスゲーム主催者やその手の趣味を持つ殺人鬼に提供している。また、依頼があれば変わった殺人方法のアイディアの提供も行う。

資格は取れていないが、本人は「資格は無くても技術レベルはプロと一緒」などと生意気なことを曰っている。真偽は不明だが、実際仕事として成立してはいるレベルではあるので否定もしきれない。

依頼者とは実施の調査や直接の相談のために対面で会うことも。提供するものの性質と白露自身が人間ということもあって人外からの依頼はあまり無い。主な客層は人間であるため危険もそこまでないのだが、支給されたマリスデザイア社製の電気銃を携帯している。

人外相手の殺害装置を依頼された際には、同じ部署の人外の社員に協力を仰ぐ。ただ基本的に未知のチカラによる殺害はナンセンスという考えが根強いため、人間相手の仕事だと依頼者からの要望が無い限り人外の社員には頼らない。勤務態度はごく真面目。仕事も早い。

吊り天井トラップに対しよく分からない拘りを見せる。依頼者からお任せでトラップの追加を頼まれたら確実に吊り天井になる。

殺害において重視するのは画面の映え方とトリック、それから手法が斬新であること。血や死体などの殺害の副産物や、殺害そのもの全てが好きというわけでは無いらしい。
が、自分の思い通りにことを運ぶための手段としての殺害に関しては、衝動的に行うせいか素っ気ない方法を取る。両親の殺害が良い例だろう。

先述した通り、図太い精神力と冷静さを兼ね備えた人物なのだが、いかんせんこの会社は人間にとっての「滅多なこと」が頻繁に起こる場所のため、いつも平常運転でニコニコ理知的……というわけにはいっていない様子。なので白露を並程度の精神力の凡人と認識している者も少なく無い。普通の人間なら発狂してしまうような場面でも少し狼狽えるだけ等、平凡な人間とは言い難いのは確かなのだが。

殺害はしたが、両親のことは一人の人間として尊敬している。悪く言われると静かに怒る。

【製作者】たま

〇関係

烏丸錦（烏丸雅@カラス様）
呼び方:「部長」「錦さん」

同じ商品開発部の、部長。良き上司と部下として良好な関係を築いている。一緒に飲みに行く仲。彼の方は白露の異常性を見抜いた上で良く接してくれているらしい。
白露の方はいち部下として、彼を優秀で面倒見の良い上司だと尊敬している。特にその技術やアイデアに関しては全面的な信頼を寄せている。また、「比較的話の通じる人外の先輩」という存在は白露にとってそれなりに貴重。故にそんな彼にしか相談できないことも色々あるようで、よく頼っている。

Dr.マロモ（ミクミキ様）
呼び方：「マロモさん」等

同じ商品開発部の社員。時折一緒に仕事をする。
白露の建築技術と彼女の生物工学技術を組み合わせた商品は、一部のマニアックな層に需要があるらしい。そういったトラップの発案や監修を彼女に頼ることが多く、その発想力に関しては白露も見習いたいところがあるとかないとか。彼女に勧められた仕掛けの案は大抵そのまま取り入れる。
ただ自分の体でトラップの性能を試しめみてはという勧めは漏れなく断っている。彼女自身が試すことは止めない。毎回部屋に入っていく背中をにこやかに見送っている。

七瀬紡（ましょまろ様）
呼び方：「七瀬さん」

同じ商品開発部の社員。時折一緒に仕事をする。
また白露の側は同じ地球の日本出身の人間であること、加えて現在両親との距離感が少々訳ありといった共通点から親近感を覚えている。それ故にぼんやりと仲良くなりたいと思いながら親しげに接する。彼女が研究室から出てきているところを見かけた際には必ず声をかける。そしてそのまま談話室でお話をさせてもらうこともあるよう。性格面での対立もなく、仕事に対しての熱意の高さなども近しいためか、会話が噛み合わなくなることも少なく関係性は穏やかでそれなりに良好である。
彼女が開発する薬にも興味を持っており、その研究者としての才気や技術力に対しても尊敬の念を抱いているらしい。

ホムペを作る｜感想を書く
 他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )