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私達は立ち上がる。
生きるために。生き延びるために。

悪魔の手を取る。
神さまに抗うために。力を得るために。

——さあ、取り戻そう。私達の世界を。

_______


「ずっと、一生……綺麗なままで死ねると思ってた」
【名前】
園尾(そのお) カスミ

【性別】


【年齢】
15歳

【容姿】
「きんぱつしょうねんめーかー」を使用しました。

身長 165cm

丁寧に手入れがされている、亜麻色のストレートヘア。耳の少し下辺りまで伸びており、触り心地が良い。前髪はやや目にかかる長さに伸びている。だが、髪を全体的に梳いているので、重たい雰囲気は感じられない。
目尻が下がっている、ぱっちりとした二重瞼。虹彩は明るい黄緑色。
なだらかな曲線を描く輪郭や、薄紅に染まった血色の良い頬、白く柔らかい肌など、全体的に中性的な顔立ちをしている。
身長はおおよそ平均的。中性的な顔立ちではあるが、体格は育ち盛りらしくしっかりとしている。表面的には目立たないが、インナーマッスルもちゃんとついている。体の柔軟性が高い。
人と接する時はいつも口元に笑みを浮かべ、穏やかそうな雰囲気を放っている。……まあ、それが彼の“本当”とは限らないのだが。

白や淡い色の、シンプルなデザインの服を着ている事が多い。
終末時の服装は、ハイネックの黒いインナーに、クリーム色の薄手Vネックセーター。七分丈のデニムスキニーを穿いている。靴は、藍色のキャンバスシューズ。
焦げ茶色の革製ショルダーバッグを肩から掛けて持ち歩いている。

【性格】
どんな時でも微笑みを絶やさず、自分の事よりも周り優先、そして滅多な事では怒らない。そんな、聖者の様な性格……を演じている。

誰にでも分け隔てない態度で接し、いつも穏やかで優しい口調。他人の悪口や、不平不満などは決して口にしない。
縁の下の力持ちタイプで、派手に活躍するよりも、裏方として地味な作業をコツコツ進める方が得意。面倒な役目を押し付けられても快く引き受け、自分なりのやり方で求められた成果を上げようとするので、周りから頼りにされやすい。
人気のない役割でも、他にやろうとする人が誰もいなければ、「じゃあ僕が」と言って立候補する。
個人の利益よりも、全体の利益を大切にしている。いわゆる、『一人はみんなの為に』という思想。
照れ屋で、褒められると少々気恥しそうにする。が、「そんな事ないよ」などの否定はしない。
ゆったりとした喋り口調から、引っ込み思案な様に見えるが、自分の意見はちゃんと口にする。無理やり押し通す形ではなく、一歩離れた所に立って、「僕はこうだと思うな」と意見を出すタイプ。『これは間違ってないか?』と思ったら話し合いの中でそれとなく口にし、多数決で決まった結果には素直に従う。

__以上の性格を、人前では完璧に“作っている”。『万人受けするいい子ちゃん』がコンセプトらしい。

本性は、自分以外の他人が苦しんでいても興味を示さず、自分の目的の為なら誰であっても利用し、笑顔のまま嘘を吐く。そんな、利己的で冷淡な性格。
自分に強い自信を持っている。それは、幼い頃から母の言いつけを守り、求められるままに理想の人物像を演じ続けてきたからこそ生まれるもの。自分は周りの誰よりも努力してきたという確信があり、本人も気付かぬ内に、自分以外の他人を下に見ている節がある。

かなり自己愛が強い。壊滅した世界の中で浮き彫りになった自分の醜さすら、悲劇の主人公ばりに悲観し、自分の内面をあえて自虐する事で、自己陶酔に繋げている。

完璧主義で、やや潔癖な傾向がある。自分の計画において大切な部分は、絶対的な信頼を置いている相手にしか任せない。というか、できる事なら他人に任せず自分一人で全てこなしてしまいたい。が、それができない事は十分把握しているので、自分にできないと思った事に関しては素直に人を頼る。
自分の計画が頓挫したり、途中で邪魔が入る事に強いストレスを感じる。

ストレスを感じると、無意識に自分の首筋を掻く癖がある。軽度のストレスだと、ほぼ触れる様な掻き方だが、強いストレスを感じると、思いっきり爪を立てて掻きむしる。

【セリフ例】
「初めまして。僕、園尾カスミっていいます。えっと、こんな状況だけど……いえ、こんな状況だからこそ、協力して天使を倒せたらいいなって思ってます。よろしくお願いします!」

「一人で戦うのは、やっぱり不安で……一緒に戦ってもらえませんか? ……! ありがとうございます! 僕、攻撃とか動き回るのは苦手ですけど、能力を使って精一杯サポートしますね!」

「こんな荒んだ世界の中でも、君と一緒にいると安心できるんだ。嘘じゃないよ? __だって、君ってとっても扱いやすいんだもん。……あははっ、何でもないよ」

「お母さんが望んだ通りになっちゃった。……ねえ、見てよ。他人を利用して、蹴落として、それでも生き残ろうとする僕の姿を。本当に、本当に____天使みたいでしょ?」

【契約した悪魔】
クラリッサ (白銀刹那様宅)

詳細は関係を纏めたホムペにて。

[契約して得た能力]
目を合わせた相手に幻覚を見せる能力。両者の距離に関係なく、カスミが相手の視線を認識し、相手もまたカスミの視線を認識すると、発動が可能になる。
他者と目を合わせた状態でこの能力を発動すると、3分間だけ、その相手に幻覚を見せる事ができる。一度この能力を使ってから、再び同じ相手に幻覚を見せるには、最初の能力の効果が切れてから3分のインターバルが必要となる。
この能力を使って、“自分が相手の視界から消える幻覚”を見せる事で、「ついさっきまで視界の中にいたのに一瞬で姿が消えた」という現象を引き起こす事ができる。
普段は、これによって敵を混乱させ、相手から見えない状態のまま不意打ちで攻撃するという戦い方をする。能力の対象になった者からすると、透明人間に攻撃される様なもの。
彼自身の攻撃の決定力は低いが、撹乱などのサポートに回る事で、仲間がより攻撃を決めやすくなる。

[契約をした代償]
対外に向けて放たれる「魅力」


【関係】
募集中です!

此方に纏めています。

【備考】
父は有名企業の会社員、母は専業主婦という家庭で生まれた。
カスミが物心つく前から、父は単身赴任で遠くの地方に移住していた。夫婦仲は結婚してから1年経つ頃には冷え切っていた様で、休暇などで時間ができても、父が自分たちに会いにくる事はなかった。その為、カスミの脳内には、直接会って目にした顔よりも、写真で見た父の顔の方がよく記憶に残っている。

たった一冊の本が、生まれる前からカスミの運命を決めていた。
黄ばんだページに英語といくつかの挿絵が並ぶ、ボロボロの本。たった一人の美しい人間の少年を巡り、天界の住人たちが様々な画策をして少年を手中に収めようとする、神話時代の物語である。
カスミの母はその本を異常なまでに愛していた。というか、その物語の主人公である、人間の少年に心酔していた。彼の容姿を“天使の様な愛らしさ”と表現し、彼の姿が描かれた本の表紙を、まるで恋する乙女の様にしょっちゅう見つめていた。

不思議な事に、カスミの容姿は、その本の少年とよく似ていた。だんだん成長していくカスミを見て、その事に気付いた母は、次第にカスミにその少年を重ねる様になっていった。

音を立ててスープを飲むと、「彼はそんな事しない」と言って、上手く飲めるようになるまで何度でもやり直しさせられた。本を読む時の姿勢が悪いと、「彼はいつだって美しい姿なの」と言って、長い物差しを服の背中側に入れられた状態でしばらく生活させられた。
汚いものばかりだからという理由で読む本は制限され、TVは公共放送局の教育番組しか観させて貰えなかった。漫画やゲームなどの娯楽は一切与えて貰えず、着る服や髪の長さなどの身だしなみも全て母が決めていた。
カスミが本の中の少年の様に在ろうとすると、母が「綺麗だわ」「まるで天使みたい」と褒めてくれた。それが心地良かったから、息苦しい生活でも我慢ができた。

「あなたは他の子とは違う。特別な存在なの。だから、友だちもちゃんと選びなさい」

そうだ。僕は周りとは違う。誰よりも愛される努力をしてきた、誰よりも綺麗な人間。ずっとずっと綺麗なままで、周りから「綺麗だ」と言われ続けて一生を終える。
そんな、確信めいたものが心の中にあった。

やがて、「誰からも愛される様な存在になりたい」という願望を抱き始めたカスミは、本格的に外面を嘘で塗り固める様になった。
人懐っこく、それでいて適度な距離感を保つ。母から禁止されていた娯楽も、周りの話題についていける様に、図書館のパソコンを借りて徹底的に流行りを調べ上げた。
そうして築き上げた、「穏やかで接しやすい、クラスの良心」という立ち位置を、カスミは必死の努力で守り続けた。

この努力は、絶対に誰にもバレてはいけない。嘘を吐いたり、母の意思に背いてまで周りから好かれようとしたと知られたら、その時点で“綺麗ではなくなってしまう”から。

カスミは、外面づくりの裏で、もう一つ気にしている事があった。それは、母が大切にしている本の事。どの図書館を探しても、あの本が見つからないのだ。
インターネットを使って調べた事もあった。しかし、どれだけ調べてもそれらしい本は出てこない。しかも、あの本には、何故かどこにも作者名が書かれていない。

不思議だった。よく見てみると、出版社も、製造年も、本に書いてあるべき情報が何一つとして記載されていない。母に聞いても、その本を手に入れた経緯は教えてくれなかった。
しかし、カスミには、どうしてもその本の作者に会いたい理由があった。

いつものようにカスミが母と一緒に家で過ごしていると、突如として光の矢が降ってきた。__終末の訪れだった。

母は光の矢に射抜かれて死に、それを見たカスミが思わず家の外に飛び出すと、その直後に運悪く天使と出くわしてしまった。そして、気付いた時には、自分の四肢がバラバラに切り裂かれていた。

残された命のタイムリミットの中。『何でこんな事に?』『まだ、あの本の作者に会えてないのに』

『死にたくない、死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……!』

カスミの中で“綺麗な終わり方”とは、生に執着せず、あるがままに死を受け入れる……そんな姿だった。
それなのに、いつから自分はこんなに生き汚くなってしまったんだろう……などと考えるカスミを、悪魔が見つけた。

カスミは悪魔と契約する道を選び、汚れた命を、再び紡ぎだした。

この壊れた世界の中で相当精神を擦り減らしている様で、今まで自分が“綺麗”の代名詞だと思っていた天使の醜い姿を見てからは、惨めにも生き延びたいと願った自分を、「天使の様だ」__つまり醜い姿だと自虐して自己陶酔する事で何とか正気を保っている。

扱いやすい人物や、裏表がなく思考回路が分かりやすい人物を側に置いておきたがる。理由は、手駒としてこき使いたいから。
戦闘においても、自分が前に出て戦うのではなく、攻撃は他に任せて自分は援護に専念したい。その方が危険が少なそうだから。

母が愛していた本のタイトルは、“Only God knows(オンリーゴッドノウズ)”。
カスミが持ち歩いているバッグの中には、その本と、武器として使う為に家から持ち出したトルクレンチが入っている。

夏場でも、ハイネックの衣服ばかり着させられていた。自分の首を掻く癖を母が見抜いており、それをやめさせる為である。しかし、結局は首元の布を捲って掻くなどしていた為、あまり効果はなかった様子。

一人称:僕
二人称:君、あなた

好きなもの:おにぎり、動かしやすい人
嫌いなもの:パスタ、正義感

【作成者】
馬碌

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元素(プロフ) - コメント失礼します。CS確認させていただきました!特に不備等ありませんので、このまま受理させていただきます!作成お疲れ様でした!関係募集等行ってOKです! (2020年7月12日 17時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:馬碌 | 作成日時:2020年7月12日 16時

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