【d！】主役の皆さんが日直の仕事、手伝ってくれるそうです。

今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:912 hit

今日は年に一度、大ハズレの日直の日。

冬で外も校舎の中も暗い中、日直の仕事として全校の鍵が閉まっているかを確認しなければなりません。

怖がりな貴方を気遣ってか、主役の皆さんが仕事を手伝ってくれるみたいで...？

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どうも、きんこんこんです。
夢(あ、寝てるときに見る夢です。)をd！でやってみたら面白いんじゃないかと思って作ってみました。
私がたまに見る夢なんで、現実的に考えておかしいですけど、「もともとこいつの頭自体がおかしいしな」とでも思いながら気軽に読んでってください。
一応女主想定・微ホラーです。「地雷やん」という方はブラウザバックお願いします。

お品書き

・ni
・sn
・kn(微ni)
・zm
・ht
・sha(微zm)

☆ATTENTION☆

・エセ関西弁
・キャラぶれぶれ
・誤字脱字があるかもしれないし、ないかもしれない(あったらコメントで教えてください。お願いします。)
・見切り発車
・そして、こちらは二次創作作品となっております。
実在する団体・企業・個人・事件とは全くもって関係ありません。
この小説に出てくる方々やその関係者の方々へ迷惑がかからないようにしていただけると幸いです。

7種類の結果パターン

今日手伝ってくれるのは...？ - 2024年5月10日

「あれ、YOUやん！もしかして、今日日直？」
「ゾムくん！」

最初に体育館に行くと、部活の片付けで残っていたゾムくんがいた。
「そうなんだよ。」と言うと同情してくれたようで、ゾムくんも一緒に来てくれることになった。
ああ、ありがたやー、ありがたやー。

「体育館は俺が鍵確認したから大丈夫だと思うぜ！」
「助かるぜ！」
「全然いいんだぜ！」
「「www」」

ゾムくんは同級生。昼休みによく、コネ鬱シャオロボでふざけて、毎回トントン先生や兄さん先生に怒られてるのを見かける。
ゾムくんと他愛もない話をしながら一棟をクリアし、二棟も中盤に差し掛かった頃。

「電気ポチぃ！」
「あれ、電気点かない？」

廊下の電気が点かなくなったのだ。

「おかしいな、今日授業で来たときは点いてたんやけど。」
「あ、ポッケに万が一用のミニ懐中電灯持ってたんだった。少し小さいけどこれで行こっか。」
「おいおいw、さらっと怖いこと言ってくれるやんw」

ゾムくんとくっつきながらゆっくり、前へ前へと進んでいく。
ゾムくんもきっと怖いだろうに、私を怖がらせないように話続けてくれている。本当に優しい。
そんなこんなで二階、三階もクリアし二階まで降りてきたら、今度は点けてない電気が点いていた。

「あれ...誰か先生が消し忘れたんかな。まあいいや。はよ帰ろうや。」
「だね。おっさきー！」
「あっ！待てー！」

ゾムくんを置いて走り出せば、慌てて後ろから追いかけてくるゾムくん。
ゾムくんから逃げるのに夢中で、階段の横を曲がった所で誰かにぶつかってしまった。

「いてて...すみません、トントン先生。」
「ほらYOU、走るからやで？いやー、すまんなトントン。」

私がぶつかってしまったのはトントン先生だったみたいで、「ええよええよ。そっちも怪我ない？」という風に心配してくださった。
...までは良かった。
いつもトントン先生はゾムくん達が呼び捨てにしたら「先生をつけろ先生を」と、グルッペン先生と同じ反応をするのに、今回はそれが無かった。
それにはゾムくんも気がついたみたいで。

「...YOU、行くで。多分コイツ、トントンやないわ。」
「えっ？」

ゾムくんに手を引かれて走る。
チラッ、と後ろを振り返ると、無機質な表情でトントン先生はこちらをじっと見ていた。
とっさに目を合わせないように前をむいて、ゾムくんと昇降口まで走った。

「あいつ、なんやったんやろ。」

少なくともあの時、目を合わせてなくて良かった心底思った。