貴方、部活やめるってよ。

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貴方が部活やめる宣言をしたときのFree!!キャラの反応はどんなでしょうか!?

初作品です。温かい目で見てください・・・

今いるお方
・七瀬遙
・橘真琴
・松岡凛
・葉月渚(２パターン)
・竜ヶ崎怜
・似鳥愛一郎
・御子柴桃太郎

少し遅くなるかもですが、リクエストも受け付けています！！

8種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月2日

MOMOTAROUさんです。

「そんな気遣いいらないわ!!迷惑なのよ!!」

自分の怒声がプールサイドに響く。

悲しそうな顔で、桃君が私に反論する。

桃「・・・じゃあどうすればいいんですか!?こうでもしなきゃYOU先輩が離れていっちゃうじゃないですか!!」

「別にいいじゃない!!タイムが遅い私が抜けて何が悪いのよ。」

ああ、私って面倒臭い奴だよなぁ・・・

桃「俺はYOU先輩が好きなんです！前も言いましたよね？・・・だから好きな人がいなくなるなんて嫌です。」

桃君はこんな私をまだ好きでいてくれたのか。
・・・でもやっぱり馬鹿な私は素直になれないんだ。

「そんなの、アンタのワガママじゃない!!私には他にやることもあるんだし、もう放っておいてよ!!」

そう言い捨てて、桃君から逃げてしまった。

私は部活の中の誰よりも練習した。
それなのに桃君にタイムを見事に抜かれた。
今度のメドレーリレーにも入れそうになかった。

私はとても落ち込んで、もう水泳をやめようと思っていた時、
桃君のタイムが５秒も落ちた。

きっと私に最高の思い出を作って引退してもらいたいと考えていたのだろう。

でも、その優しさを、私は素直に受け取ることができなかった。

すっごい馬鹿にされたような気分。２つも下の後輩にナメられていると思った。

「私、サイテーだなぁ・・・」

誰もいない更衣室で一人、呟く。
視界がぼやけて更衣室の中はうまく見えない。
それでも頭は鮮明に思いを描いていた。

素直に部に戻って、リレーにでれなくても精一杯皆の為に応援したら最高ではないにしても、鮮やかで美しい思い出になるのかな。