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キミが死んでも………
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必ず僕がそばにいるから………
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だから何も怖がらないで―――――――――――…？
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どうもです(*´`)
こちらは日替わり占いとなってます。
下手ですが温かい目で見てくださいm(_ _)m
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設定は、あなたは病気で余命わずかで
病院に入院している。そんなあなたの前に
死が近い者にだけ見えるという死神が現れて…
というちょっと暗いお話です。
嵐サンは死神という設定です。悲系となってますので
そういうのが苦手な方はご遠慮くださいm(_ _)m
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※日替わり占いですか、ストーリー仕立てになってます。
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5種類の結果パターン
あなたの本日の占い結果です - 2024年5月13日
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夜。空には綺麗な満月が浮かび不気味に笑っているよう
私はコッソリ病室を抜け出し、屋上に来ていた
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風が吹いていて、髪をなびかせ、少し心地よく感じた
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フェンスを乗り越えて、下を見つめた
フェンスの向こう側ってこんなに怖いんだね………でも病気で死ぬよりは、マシ
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「ねぇ…何やってんの？」
「えっ………………？」
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いきなり横からギュッと腕を掴まれた
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そこには黄色いフードを被った男の人が。小柄で口元にはホクロが…
いつの間に隣に………？
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「あなたも…ここの入院患者さん？」
「違いますよ…僕は患者じゃない。この世の者でもない………あの世の使い、死神ですよ」
「死神………？何で私の所に？………もうすぐ死ぬから？」
「正解。あなたを迎えに来たんです………こんな馬鹿な事はやめてください」
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「私のする事に口出ししないでっ！このまま死なせてっ！」
「…飛び降りたら、痛いよ？それでもいいの？」
「病気で苦しい思いをするなんて、嫌なの………だから」
「そんな余計な心配…無用ですよ。馬鹿………」
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グイっと肩に腕を回されて抱き寄せられた
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「苦しい思いなんて、させませんよ………」
「本当に…？」
「あなたはよくがんばりました…だから最後くらいは楽にしてください」
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その言葉と同時に体の力が一気に抜けて
彼はそんな私を抱き上げた
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「安らかに…僕の腕の中で、眠ってください………」
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風で彼のフードが捲れた。その顔は子犬のように可愛らしく
儚げな表情で、とても死神には見えなかった
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チュッと、わざとリップ音を立てるようにキスされたかと思ったら
すぐに意識は途絶えた――――――…
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【和也くんでした】
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作者名：みったん
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mittan/
作成日時：2013年3月17日 23時
